市では、三木金物の振興を図るとともに、金物業界の新製品開発の意欲向上を高めるため、三木金物として新たに開発される製品の審査を行い、特に新規性とデザイン性に優れた製品を三木金物ニューハードウェア賞に認定しています。この事業は、昭和24年度(1949年)に新殖産製品認定事業としてスタートし、これまでに認定された製品は710点に上ります(令和3年9月現在)。認定された製品は「三木金物ニューハードウェア賞認定製品」として、年度ごとに作成する紹介パンフレットや国内見本市などにより、全国へ発信しています。
三木金物ニューハードウェア賞は、デザイン、技術など、あらゆる分野の専門家なども加わり審査を行います。そのため、認定製品は信頼ある商品として全国各地から問い合わせがあり、売り上げ増加につながっています。
三木金物は大工道具のイメージが強いと思いますが、出品作は、昔の伝統的な技術を活かしながらも、一般の方のお困りごとを解消するための斬新なアイデアが多く、三木市でしかできない作品が生まれています。三木金物産業の継続と発展には新製品の開発が不可欠です。そのため、今後も三木市の企業には競って出品していただきたいと思っています。
みきのえぇトコ第26回「三木金物 ニューハードウェア賞」を掲載した広報みき9月号(2021年)はこちら
商工振興課 かなもの振興係
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