(趣旨)

第1条　この要綱は、三木市立学校の再編に伴い、別表に掲げる統合前の学校(以下「統合前の学校」という。)と統合後の学校(以下「統合後の学校」という。)で、指定する制服(以下「指定制服」という。)が異なることに起因して、統合前の学校での制服購入の負担に加えて、統合後の学校の指定制服を購入する児童生徒の保護者の経済的負担の軽減を図るため、その経費の一部を補助することに関し、必要な事項を定める。

(補助対象者)

第2条　この要綱による補助金(以下「補助金」という。)の交付の対象となる者は、統合前の学校に在籍又は在籍していた児童生徒(統合の日の属する年の3月31日に統合前の学校に在籍している又は在籍していた児童生徒をいう。ただし、当該日をもって卒業する者を除く。)の保護者であって、同表に規定する補助対象年度において、指定制服を購入した児童生徒の保護者とする。

(補助対象経費)

第3条　補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、別表に掲げる生徒の区分に応じて同表の制服に含まれる品目(以下「品目」という。)の購入に要した経費とする。ただし、品目の購入に要した費用であっても、次の各号に掲げるものを除く。

(補助金の額)

第4条　この要綱による補助金の額は、予算の範囲内において、補助対象経費に相当する額とする。ただし、児童生徒1人につき別表に掲げる生徒の区分に応じて同表の補助金の額を限度とし、その額に100円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額とする。

(補助金の交付申請)

第5条　補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、購入時から30日以内に、三木市立学校の再編に係る指定制服購入費補助金交付申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて市長に提出しなければならない。

(交付の決定等)

第6条　市長は、前条の規定による申請書を受理したときは、その内容を審査し、適当と認めるときは、補助金の交付を決定するものとする。

(補助金の請求)

第7条　前条の規定により交付決定を受けた者は、交付決定通知書を受理した日から起算して30日以内に三木市立学校の再編に係る指定制服購入費補助金交付請求書兼口座振込依頼書(様式第4号)により市長に補助金を請求しなければならない。

(補助金の交付)

第8条　市長は、前条の規定による請求を受けた場合は、検認し、適当であると認めるときは、補助金を交付するものとする。

(交付決定の取消し等)

第9条　市長は、補助金の交付決定を受けた者が次の各号のいずれかに該当する場合は、補助金の交付決定を取り消すことができる。

(補則)

第10条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は別に定める。