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印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年3月4日更新
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菊の写真

昭和初期、三木の菊栽培は『シェード菊』(秋菊に黒布をかけて日照時間を調節し、盆前に花を咲かせたもの)の栽培から始まりました。その後、花が小さく貧弱だったため敬遠されていた夏秋菊の品種改良が進み、優れた夏秋菊が生産されるようになったため、夏秋菊の栽培が盛んになりました。
現在、市内では約70戸の栽培農家が24ha余りを作付けしており、県下有数の露地菊の産地となっています。

三木の花は水上げに優れているため、花持ちがよく、品種が多様で、また、生産者自らが交雑育種を行い、新品種を作り出しています。栽培農家が組織している花き部会では、地元生産者のオリジナル品種を『三木ブランド』として出荷しています。

菊は、元来手間のかかる『一輪菊』(一茎に一輪の花を咲かせる)が主流でしたが、最近では、一茎に数輪の花を付けた『スプレー菊』や、五輪にそろえた『糸車』など洋風の品種も栽培され、フラワーアレンジに利用されています。菊
毎年、8月上旬には兵庫県・三木花き品評会が開催され、市内をはじめ県内各地の農家が自慢の腕を競い合います。