ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

三木若者ミーティングを開催

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2018年12月28日更新
<外部リンク>

 三木市総合計画の策定に当たって、関西国際大学の学生及び市内の4高等学校の生徒から、グループワークを通じて意見を発表していただきました。

三木若者ミーティングの概要

  • 開催日時 :平成30年12月16日(日曜日)13時~16時30分
  • 開催場所 :三木市役所5階 大会議室
  • 参加人数 :35名(大学生12名、高校生23名)
  • 公開について :学生同士の自由闊達な意見交換を促すため、非公開としました。

 当日の流れ

Step1:三木のまちの”今”を知ろう

 三木市職員が、三木市の人口や地域資源、財政状況などを、講義形式で参加者に説明しました。

三木市の職員が、三木市の人口などについて説明している画像

Step2:めざす”未来”のまちの姿を考えよう

 参加者が6つのグループに分かれて、グループワークを行いました。
 各グループは、総合計画の3つのテーマ

  • 『未来へつなぐ人と暮らしづくり』
  • 『安全・安心なまちづくり』
  • 『いきいき輝く魅力づくり』

 の中から決められた1つのテーマに沿って、話し合いました。
 話し合いの議題は、

  1. 三木市の自慢できるところ、どうにかしたいと思うところ
  2. 将来、三木市にはどんなまちであってほしいか
  3.  2. で出た将来を実現するうえで自分たちにできること、やりたいこと  です。

グループワークで模造紙に書き込んでいる画像 グループワークをしている会議室の画像
 大学生は、ファシリテーターとして、話し合いの進行管理や発表するためのまとめなどを担当しました。
 高校生は、同じ学校の生徒がグループ内にいないという状況でも積極的に発言していました。

 また、各グループには、入庁1年目の市職員が1名ずつ助言役として参加し、グループワークの進行を補助しました。

Step3:各グループ発表

 グループワークで出た意見を市長をはじめとした出席者に向けて発表しました。
 高校生が主体となって発表するグループが多く、大学生は高校生をしっかりとサポートしていました。

各グループの発表の様子の画像 各グループの発表の様子の画像 各グループの発表の様子の画像

主な発表内容

1.三木市の自慢できるところ、どうにかしたいと思うところ

テーマ1:『未来へつなぐ人と暮らしづくり』の分野から出た意見

自慢できるところ
  • 田舎すぎず、都会すぎないので住みやすいところ
  • 海外との姉妹都市提携といったつながりがあるところ
  • 子育てがしやすいところ
どうにかしたいところ
  • ごみ箱が少ないところ
  • 子どもが少ないところ
  • 坂道が多いところ

テーマ2:『安全・安心なまちづくり』の分野から出た意見

自慢できるところ
  • ボランティアが盛んなところ
  • 災害対策がしっかりしているところ
  • 治安が良いところ
どうにかしたいところ
  • 土砂崩れが起こるところ
  • 街灯が少なく、夜道が暗いところ
  • 道が狭いところ

テーマ3:『いきいき輝く魅力づくり』の分野から出た意見

自慢できるところ
  • 祭りが盛んなところ
  • 大きな競技場があるところ
  • 歴史があるところ
どうにかしたいところ
  • 祭りなどのイベントが十分にPRできていないところ
  • 若者にとって魅力的な場所が少ないところ
  • 三木市民でも三木市のことを知らない人が多いところ

2.将来、三木市にはどんなまちであってほしいか

テーマ1:『未来へつなぐ人と暮らしづくり』の分野から出た意見

  • 色々な人と、様々な体験を通じて交流できるまち
  • 市民が主体となってまちづくりができるまち
  • 子育てをしやすいまち

テーマ2:『安全・安心なまちづくり』の分野から出た意見

  • 公共交通が便利なまち
  • 夜でも街灯があって明るいまち
  • 災害があっても安全なまち

テーマ3:『いきいき輝く魅力づくり』の分野から出た意見

  • 若者にとって魅力的な施設が多いまち
  • 多くの人が観光で訪れるまち
  • SNSや動画サイトも利用して情報を配信するまち

3. 2. で出た将来を実現するうえで自分たちにできること、やりたいこと

  • SNS等を活用して、個人単位で市の情報発信や地域のイベント参加の呼びかけを行う
  • 選挙で投票するなど、市政に参画する
  • 空き家を活用したカフェや宿泊施設を学生でプロデュースする
  • 若者が参加できるイベントを企画する
  • 学生による観光スポットの提案とPR
  • 公共交通の維持存続のために募金活動や署名活動をする

市長感想

市長が感想を述べている画像

 発表を聴いた市長からは、「若者である皆さんの生の意見を聴くことができて、とても貴重な機会でした。各班の発表で、『自分たちにできることは何か』という観点から真剣に意見交換をしていただいて非常にありがたい。
 もし今後、市に伝えたいということがあれば、SNSなどを通じてでも伝えてほしいと思う。
 この三木若者ミーティングにご参加 いただいたのも何かの縁なので、これからも何らかの形で三木市に関わっていただければ嬉しく思う。」との感想がありました。

参加者アンケートの内容

 終了後、参加者にご記入いただいたアンケートには、

  • 自分とは違う意見が聴けて、とてもおもしろかった
  • 高校生と意見交換できる機会は貴重で、良い機会になった(大学生)
  • 住んでいても知らなかった三木のことを知ることができた
  • 市長や職員の話が聞けて良かった

 という感想から、

  • 今後も若者が集まって意見交換ができる機会があってほしい
  • 今回発表した意見が市政に少しでも反映されれば嬉しい
  • SNSの活用に力を入れてほしい  

 といった意見もありました。

いただいた意見の総合計画への反映

 今回発表していただいた意見につきましては、可能な限り、現在策定中の三木市総合計画に反映したいと思います。

参加者の集合写真の画像