三木市立金物資料館
三木市立金物資料館
三木金物の発展は、三木市の歴史において重要な位置を占めており、市民の金物によせる関心と愛着心はきわめて強いものがあります。しかし、金物産業も時代の要請につれて伝統的手工業から、機械による生産方法に進み、古来から伝わる製法や金物製品等は散逸のおそれがあるため、これら貴重な資料を収集・保存する設備がかねてから切望されていました。そして、昭和49年8月、小林恒美氏から金物資料館建設資金として篤志が寄せられたのを契機に実現を見たのです。昭和51年に開館した金物資料館は、金物に関する貴重な資料、金物製品を保存、展示しています。古来から伝わる鍛冶製法や、職人さんが「かじやさん」と呼ばれていた時のことが、よく分かります。
トピックス
2代目宮野鉄之助作の本職用鋸が寄贈されました。[PDFファイル/811KB]
- 3代目宮野平次郎作の日本刀について[PDFファイル/145KB]
- 「播州三木の鍛冶用具と製品」が登録有形民俗文化財に登録されました。[PDFファイル/355KB]
- 宮野鉄之助の鋸について[PDFファイル/360KB]
イベント情報
特別展・企画展
皆様に三木の金物について興味を持っていただくため、定期的に特別展を開催しています。
令和5年度は、第37回特別企画展 木工用ドリル「ギムネの挑戦」 ~美しい穴あけ、スムーズな作業の創出~ を下記のとおり実施します。
●日時:10月31日(火曜日)~12月3日(日曜日)10時00分~17時00分(月曜休館 ※祝日の場合は翌日)
●場所:三木市立金物資料館
●内容:ギムネは材木に回転しながら穴をあける木工用の「錐(きり)」のこと、英語の「ギムレット」が訛って「ギムネ」になったと言われています。木工用に特化しているため、より美しい穴加工、スムーズな木くずの排出等、様々な工夫がされてきました。ギムネの素晴らしさを凝縮した特別企画展です。
●特別イベント:「ギムネを使った竹あかり作り」
▼日時:11月18日(土曜日)
午前の部10時30分~11時30分
午後の部14時00分~15時00分
▼場所:三木市立金物資料館
※特別イベントの参加募集は終了しました。
- 令和5年度特別展 木工用ドリル「ギムネの挑戦」 [PDFファイル/389KB]
- 令和4年度特別展「大工道具の歴史第5章~鏝~」 [PDFファイル/293KB]
- 令和元年度特別展「大工道具の歴史第4章~小刀~」[PDFファイル/270KB]
- 平成30年度特別展「大工道具の歴史第3章~鑿~」[PDFファイル/532KB]
- 平成29年度特別展「大工道具の歴史第2章~鋸~」[PDFファイル/1.04MB]
- 平成28年度特別展「大工道具の歴史第1章~鉋~」[PDFファイル/258KB]
- 平成28年度歴史資料館共催特別展「播州三木打刃物伝統工芸士展」[PDFファイル/565KB]
お知らせ
- 「金物のまち」三木市の歴史について[PDFファイル/175KB]
- 唱歌「村のかじや」記念碑について[PDFファイル/96KB]
- 金物神社について[PDFファイル/95KB]
- 伝統的工芸品「播州三木打刃物」について[PDFファイル/147KB]
施設概要 | 鉄筋平屋建、校倉様式 |
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所在地 | 〒673-0432三木市上の丸町5番43号 |
交通のご案内 | 神戸電鉄「三木上の丸駅」徒歩5分
神姫バス「上の丸」徒歩5分 |
位置図 | |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日(祝日と重なるときはその翌日) 年末年始(12月29日から1月3日) |
お問い合わせ |
金物資料館 Tel 0794-83-1780 |
*敷地内の出入の際に段差がありますので、車いすでお越しの際は、
大変お手数をおかけしますが、ご連絡をいただきます様、よろしくお願いいたします。