「やさしい日本語」って何❓
「やさしい日本語」って何❓
「やさしい日本語」とは
○相手に合わせて、分かりやすく伝える日本語です。
・多くの外国人が理解できる「やさしい」言葉
出入国在留管理局の調査では、日本に住む外国人の76%「希望する情報発信言語」として「やさしい日本語」を選んでいます。
・日本人にも分かりやすい言葉
子どもや高齢者、障がい者の方などにとっても伝わりやすく、使いやすい言葉です。
「やさしい日本語」を話してみよう❕❕
○次のポイントを押さえれば、誰でも簡単に「やさしい日本語」が話せます。
1 |
短く区切って、ゆっくり、はっきり話す。 (例)「○○であり、■■なので、」⇒「○○です。■■です。だから、」 |
2 | 文末は「です」「ます」で統一する。 |
3 |
曖昧な表現は使わず、はっきり伝える。 (例1)「ご遠慮ください。」⇒「しないでください。」「してはダメです。」 (例2)「結構です。」⇒「良いです。」「いりません。」 (例3)「書いていただいてよろしいでしょうか。」⇒「書いてください。」「あなたはこれを書きます。」 |
4 |
一番伝えたいことや、結論は先に話す。 |
5 |
わかりやすく言いかえる、又は、解説を加える。 (例1)「今朝」⇒「今日の朝」 (例2)「公営住宅です。」⇒「公営住宅は家です。県や市が貸します。」 |
6 |
音読みの言葉は使わず、訓読みの言葉を使う。 (例1)「記入します」⇒「書きます」 (例2)「市民課に行ってください。」⇒「7番の窓口に行ってください。」「あなたは7番の窓口に行きます。」 |
7 |
カタカナ外来語を使わない。(「バス」「テレビ」「ガス」など、日常的に使う単語や、他に言いかえられない場合は、そのまま使う。) (例)「デリバリー」⇒「配達」 |
8 |
擬音語、擬態語は使わない。 (例1)「ばらばらにしてください。」⇒「分けてください。」 (例2)「今、バタバタしています。」⇒「今、忙しいです。」 |
9 |
二重否定は使わない。 (例)「ペン以外は必要ありません。」⇒「ペンを持って来てください。」「あなたはペンを持ってきます。」 |
10 |
ジェスチャーや実物を提示する。 (例)「(実物を見せながら)これを持っていますか。」 ※スマホに保存してある写真やイラストでもOK! |
在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン〈出入国在留管理庁〉
詳しくはこちら⇒在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン<外部リンク>