エセ同和行為

エセ同和行為（団体）とは

エセ同和行為とは「同和問題はこわい、避けたほうがよい」といった誤った意識がなお根強く残っていることに乗じて、企業や行政機関等を相手に、同和問題を口実にして利権を得るための不当な要求、不当な行為などを行うこと、または団体のことをいいます。
この行為は、同和問題の解決とはまったく無関係にもかかわらず、あたかも差別解消運動であるかのように見せかけて行われるため、人々の不信をまねくことになります。
また、同和問題の解決に真剣に取り組んでいる関係者や民間運動団体に対するイメージを損なうばかりか、同和問題に対する誤った意識を植え付けることにもなります。その結果、これまで積み上げてきた啓発効果を一挙に覆し、同和問題の解決を阻害する大きな要因となっています。