三木市国民健康保険財政健全化計画を策定しました
策定理由
国民健康保険特別会計においては、赤字補てん等を目的とする法定外繰入(※1)を行ってもなお、平成30年度から3年連続で赤字決算となっています。赤字分は翌年度会計から繰上充用(※2)を行い対応しています。令和2年度末時点における累積の赤字額は約2億9千万円に達し、財政的に極めて厳しい状況に置かれています。
現在の危機的な状況を脱するため、国民健康保険事業の将来にわたる安定的な運営が可能となるよう目標年次を定め、国民健康保険財政の健全化を図るため計画を策定します。
(※1)法定外繰入:一般会計繰入金のうち、市が負担すべき分として法令で定められたもの以外に、市が独自に決定したものです。
(※2)繰上充用:歳入が歳出に不足するとき、翌年度の歳入を繰り上げて不足分に充てるものです。つまり、現在の赤字を翌年度会計から充当しているだけであり、赤字額を先送りしているに過ぎません。
策定までの流れ
- 令和3年9月16日(第1回三木市国民健康保険運営協議会)
仲田市長から三木市国民健康保険運営協議会へ諮問 - 令和3年9月30日(第2回三木市国民健康保険運営協議会)
委員による議論 - 令和3年10月14日(答申の手交式)
三木市国民健康保険運営協議会から仲田市長へ答申 - 令和3年11月10日
「三木市国民健康保険財政健全化計画」が完成
計画期間及び計画の運用
- 計画期間
令和4年度~令和6年度の3年度間 - 計画の運用
令和4年度~令和6年度の税率については、令和3年12月議会に三木市国民健康保険税条例の一部改正案を上程する。
三木市国民健康保険財政健全化計画
三木市国民健康保険財政健全化計画 [PDFファイル/403KB]