雨水出水浸水想定区域の指定及び公表について
三木市雨水出水浸水想定区域図
雨水出水浸水想定区域とは
雨水出水浸水想定区域は、水防法第14条の2に規定される最大規模降雨により、公共下水道等の排水施設に雨水を排除できなくなった場合等に浸水が想定される区域のことです。
(本市の想定最大規模降雨は1時間降水量130mmです)
雨水出水浸水想定区域の指定及び公表
水防法第14条の2の規定に基づき雨水出水浸水想定区域を指定したので、同法第14条の2第4項の規定により公表します。この区域の指定は、内水氾濫発生時の円滑かつ迅速な非難を確保し、被害の軽減を図ることを目的としています。
三木市雨水出水浸水想定区域図(国マニュアル配色) [PDFファイル/2.12MB]
三木市雨水出水浸水想定区域図(市独自配色) [PDFファイル/2.21MB]
- この図は、三木市の下水道全体計画区域において、水防法の規定により定められた想定最大規模降雨が発生した場合に想定される浸水の範囲やその水深を示した図面です。
- この浸水想定区域等は、令和7 年3 月末時点の三木市の排水施設等の整備状況を勘案して、想定し得る最大規模の降雨(1 時間降水量130mm)により内水氾濫が発生した場合に想定される浸水の状況を、シミュレーションにより求めたものです。
- このシミュレーションは、地形の高低差などから浸水が想定される範囲やその深さを求めたものです。時間経過に伴う下水道等の排水施設への流入や溢水を考慮した詳細なシミュレーション結果とは、想定される水深・浸水継続時間が異なる場合があります。
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作成主体:三木市 - 指定年月日:令和7年8月29日
- 指定の根拠法令 水防法(昭和24 年法律第193 号)第14条の2 第2項第4号
- 指定の前提となる降雨:近年三木市で浸水が生じた平成30 年7 月降雨を基とした、想定最大規模降雨(ピークの1時間降水量を130mmに引き伸ばした降雨)
- 浸水想定手法:浸水シミュレーション手法 降雨損失・氾濫解析を実施した結果
- 境界条件:放流先河川は下水道と河川を一体として解析
- このシミュレーションの実施にあたっては、指定の前提となる降雨を超える規模の降雨、津波、高潮、洪水(河川の破堤または越水)による氾濫等を考慮していませんので、この浸水想定区域に指定されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際と異なる場合があります。
用語集
内水
水防法第2条第1項に規定される雨水出水を指し、一時的に大量の降雨が生じた場合において下水道その他の排水施設に当該雨水を排除できないこと又は下水道その他の排水施設から河川その他の公共の水域若しくは海域に当該雨水を排除できないことによる出水。
内水浸水想定区域
下水道の排水能力を上回り下水道に雨水を排除できなくなった場合又は放流先の河川の水位上昇等に伴い下水道から河川等に雨水を排除できなくなった場合に浸水が想定される区域の総称。
雨水出水浸水想定区域(水防法第14条の2に基づく内水浸水想定区域)
水防法第14条の2に規定される、想定最大規模降雨により公共下水道等の排水施設の能力を上回り公共下水道等の排水施設に雨水を排除できなくなった場合又は放流先の河川の水位上昇等に伴い 公共下水道等の排水施設から河川等に雨水を排除できなくなった場合に浸水が想定される区域。当該区域を指定、公表する場合は名称を「雨水出水浸水想定区域」とする。
洪水浸水想定区域
水防法第14条第1項の規定により、対象とする河川が想定最大規模降雨によって破堤又は溢水した場合に、その氾濫水により浸水することが想定される区域。
内水ハザードマップ
内水浸水想定区域を基に、内水による浸水情報と避難方法等に係る情報を住民にわかりやすく示したもの。
洪水ハザードマップ
洪水浸水想定区域を基に、洪水時の堤防の決壊等による浸水情報と避難方法等に係る情報を住民にわかりやすく示したもの。
想定最大規模降雨
水防法第14条第1項に規定する想定し得る最大規模の降雨であって国土交通大臣が定める基準(平成27年7月19日国土交通省告示第869号)に該当するものであり、雨水出水浸水想定区域の前提とする降雨をいう 。