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公金運用を通じたSDGsへの取組

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2023年9月13日更新
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1 三木市における公金運用

三木市では、日々の支払いに必要な公金を除き、将来に備えて長期保有すべき公金については、定期預金への預け入れや安全性の高い地方債等の債券購入といった、地方自治法等の規定を踏まえた安全かつ効率的な運用に努めております。

2 SDGsへの注目の高まり

近年、地球温暖化による深刻な気候変動、エネルギー不足による燃料費の高騰や電力・ガス供給のひっ迫等、地球規模の様々な問題、リスクが各方面の専門家より指摘されており、世界中が非常に高い関心を持って注目しています。
2015年9月の国連サミットにおいて、2030年までに達成すべき17の目標、いわゆるSDGs、持続可能な開発目標が採択されました。
17の目標には、貧困や飢餓などから、働きがいや経済成長、気候変動に至るまで21世紀の世界が抱える問題が包括的に掲げられています。

3 資金運用を通じたSDGsへの取組

国内においても、これら諸問題に対応した事業の資金調達のために、SDGs債、ESG債(環境改善や社会貢献に効果のある事業の資金調達のため発行する債券。Eは環境、Sは社会、Gは企業統治の頭文字。)を発行する地方公共団体が増加しています。また、公的な団体が発行するSDGs債、ESG債を購入し、「投資表明」を行う地方公共団体も増加しています。
本市でも、購入する債券の一部については、資金運用を通じたSDGsなどへの取組を行っていきます。

■兵庫県債の購入(令和4年9月 額面1億円 期間20年)

本債券の発行による調達資金は、下水汚泥を利用したバイオガスの生成・固形燃料化や太陽光発電設備の導入、気候変動に備える防災対策工事等の、兵庫県が取り組むグリーン化事業に充当されます。

兵庫県債(グリーンボンド)の詳細については、兵庫県HP<外部リンク>をご覧ください。

■高知県債の購入(令和5年3月 額面1億円 期間5年)

本債券の発行による調達資金は、太陽光発電及び電気自動車の導入、気候変動に備える防災対策工事等の、高知県が取り組む脱炭素社会に向けたグリーン化事業に充当されます。

高知県債(グリーンボンド)の詳細については、高知県HP<外部リンク>をご覧ください。

■滋賀県債の購入(令和5年9月 額面1億円 期間10年)

滋賀県では、2030年度までに温室効果ガス排出量の50%削減、再生可能エネルギーの導入促進、温室効果ガス吸収量の強化という3つの具体的な目標を定め、本債券の発行による調達資金は、その目標達成のために必要なすべての事業に充当されます。

滋賀県債(サステナビリティ・リンク・ボンド)の詳細については、滋賀県HP<外部リンク>をご覧ください。