平成25年度三木市消防大会を開催しました
平成25年4月14日(日曜日)9時30分から、文化会館駐車場及び文化会館小ホールで、「三木市消防大会」を開催し、多くの市民の方々と楽しいひと時を過ごしました。
参加者は、消防職・団員をはじめ消防関係者1,162名。市民見学者300名今年は、明治時代から昭和にかけて消火活動に活躍した、腕用ポンプの放水演技を行いました。
はしご車でみんなそろって記念撮影
総指揮を先頭に総勢1,162名による部隊行進開始です。
第1部の「部隊訓練」では、それぞれの仕事を持つかたわら、地域防災のため活動している消防団員の方々の取組の一端を見ていただきました。
- 部隊行進(1,162名の消防職・団員や防災関係者が堂々と行進)
- 車両行進(消防自動車71台が次から次へと行進)
- 操法披露(小型ポンプ操法を実施)
- 腕用ポンプ放水演技(明治時代から昭和初期にかけて活躍した腕用ポンプでの放水)
- 一斉放水(地上26メートルの巨大タワーが完成)
第2部の「式典」は、文化会館小ホールで実施され、功績のあった消防関係者に表彰状が授与せれました。
災害現場では、消防と市民の皆様との協力体制が重要なことから、第2部式典と並行して、ふれあいを重視した「消防ふれあいコーナー」を設けました。
- 写真撮影会(消防隊員や救助隊員、消防団員との記念撮影)
- 消防車探検(消防車や救急車に何が積んであるか、乗って・見て・触れて)
- 初期消火体験(水消火器で的をめがけて水を放射)
- 消防車からの放水体験
- 救助資機材などの展示と実演(普段見ることのできない機材の実演を行いました)
- AEDを使用した救急法の体験
- 東日本大震災時の緊急援助隊の活動と消防団の日頃の活動をパネル展示
- 引っ張ってみよう消防車動くかな?
第1部 部隊訓練
部隊行進
消防署員、消防団員、学生消防隊、婦人防火クラブ、自由が丘消防隊総員1,162名が、部隊行進を行いました。
消防職員は、制服や防火衣・救助服・救急服で行進しました。
消防団員の部隊行進
関西国際大学の学生消防隊
婦人防火クラブ
自由が丘消防隊
車両行進
軽四輪の消防車や普通ポンプ積載車、ポンプ車、化学車、水槽車、救助工作車、救急車の71台が行進しました。
明治から大正・昭和にかけて、消火を担ってきた、手引き腕用ポンプ、手引き動力ポンプ、手引き小型動力ポンプも行進
志染村消防組第5部に明治32年に配備された腕用ポンプ
志染村消防団三津田分団に昭和27年に配備された手引き動力ポンプ
昭和40年代から消防団の主役となった小型動力ポンプ
消防団の車両行進(搬送車タイプの軽四輪積載車)
この春から吉川機動隊に配備された多機能型車両(日本消防協会から寄贈)
消防暑の車両行進(手前から化学車、水槽車、はしご車)
操法披露
小型ポンプ操法は、別所第3分団花尻班と細川第2分団の2隊が同時進行で操法を実施
各隊員が定位につきました。
操作始めっ!!
あっという間に放水完了です。
腕用ポンプ放水演技
明治から昭和初期に活躍したポンプ。ため池や河川から水をくみ上げ放水することができるようになったポンプは、当時としては画期的で、近代の消火ポンプの基礎となりました。
三木中学校吹奏楽部Obの有志によるトランペットの生演奏に合わせ、腕用ポンプの入場です。
息を合わせて、よいしょっ!よいしょっ!
みごと2線同時に放水が完了、火点の標的を倒しました。
一斉放水
消防車10台、消防団員54名による、地上高26メートルの巨大タワーを創る大迫力の一斉放水は、三木市消防大会において、今や欠かすことの出来ないビッグイベントとして定着しました。
今年も大成功と思われた矢先に…
放水中の水柱が、突如強風にあおられ本部席や来賓席をスコールのごとく・・・
みんなビショビショになりました。 ↑
とはいえ会場からは、たくさんの温かい歓声と拍手をいただきました。
第2部式典及び 消防ふれあいコーナー
第2部式典は、文化会館小ホールで行いました。
日頃の消防団活動の功績をたたえ、多くの消防団員の方々が表彰を受けられました。
- 開会のことば(山崎副団長)
- 国歌斉唱
- 殉職消防人に対し黙祷
- 人員報告(三村副団長)
- 藪本市長あいさつ
- 中西団長あいさつ
- 表彰及び感謝状贈呈
- 来賓祝辞
- 知事(上り口兵庫県消防学校長)
- 立石市議会議長
- 仲田県会議員
- 藤井衆議院議員
- 解任・任命辞令交付
- 新入団員宣誓
- 閉式のことば(田中副団長)
開会のことば(山崎副団長)
藪本市長あいさつ
中西消防団長あいさつ
表彰伝達(三木市長表彰)
表彰伝達(三木市消防長表彰)
立石市議会議長祝辞
仲田県会議員祝辞
藤井衆議院議員祝辞
新入団員宣誓(新入団員70名)
消防ふれあいコーナー
初期消火体験や消防車や消防団員・救助隊員達と記念撮影や、普段見ることのできない救助資機材の実演、消防車を自由に乗って見て触れて楽しいひと時となりました。
救急車の中に入るのは、初めてです。
はしご車の大きさに驚きました。
的をめがけて狙い撃ち
こんなに水が遠くに飛ぶなんて、思いもしませんでした。
とっても重くて1人じゃ持てませんでした。
初めての心肺蘇生法
大会のフィナレーは、すっかり恒例となったハシゴ車との綱引き
15トンもあるはしご車は動くかな?
ヨイショ、がんばれと会場から子供たちに声援が・・・
今年の消防大会も市民の皆さんと楽しいひと時を過ごすことができました。
「災害の無い、住んで良かった、安心して暮らせる三木市を・・・」