別所地区地域総合防災訓練に出動・・・消防団
平成25年10月9日(水曜日)13時30分から、三木市別所町にある市立別所中学校で、災害発生時における教職員の災害対応能力と中学生の防災意識の向上を図り、「自らの命を守る」能力を身につけることを目的に、地域と連携した「別所地区地域総合防災訓練」が行われました。
参加団体は、別所地区まちづくり協議会、別所中学校教職員・生徒、三木市消防団(別所地区)で約230名が参加しました。
消火訓練、救急救助訓練、応急処置訓練、炊き出し訓練に分かれ実施され、消防団も消火訓練の指導を行いました。
また、訓練の締めくくりに、消防団の日頃の活動を理解いただくため「小型ポンプ操法」を披露し、将来を担う中学生に消防団への入団を呼びかけました。
(1)消火訓練(水消火器による初期消火)
消火器の使い方の説明を受け、初期消火の重要性を学びました。
(2)救急救助訓練(心肺蘇生法)
消防署の救急隊員から心肺蘇生法について説明を受け実技訓練を実施しました。
心臓の止まった人に対し、勇気を持って行うことが大切です。
(3)応急処置訓練(三角巾によるケガ等の応急処置)
骨折や出血部位に対する応急処置の方法を学びました。
(4)炊き出し訓練
別所地区まちづくり協議会のメンバーによりアルファー米、味噌汁の炊き出しが行われました。
大災害時に温かい食事ができることは、このうえない幸せです。
日頃から、このような取り組みが重要です。
小型ポンプ操法を披露(消防活動の基本となる訓練)
別所第3分団花尻班による小型ポンプ操法
閉会式では
藤原副団長は、生徒の皆さんに・・・「大人になったら消防団に入りましょう」と訴えました。
三木市消防団は、このような活動を通して、地域住民との信頼関係を深め、大災害時に消防団がスムーズな活動が出来るよう、今後とも地域に根ざした活動を展開していきます。