消毒用アルコールの安全な取扱いについて
消毒用アルコールの安全な取扱い等について
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、手指の消毒等のため、消毒用アルコールを使用する機会が増えてきていますが、消毒用アルコール等を容器へ詰替える際に可燃性蒸気が発生し引火する危険性があります。
また、多量の消毒用アルコール等を一時的・長期的に保管する場合は、消防法令が適用され事前申請などが必要となります。
「令和2年3月18日付け消防危第77号、消毒用アルコールの安全な取扱い等について」
消毒用アルコールの安全な取扱い等について [PDFファイル/283KB]
「平成25年10月3日付け消防危第171号、震災時等における危険物の仮貯蔵・仮取扱い等の安全対策及び手続きについて」
震災時等における危険物の仮貯蔵・仮取扱い等の安全対策及び手続き [PDFファイル/1.82MB]
アルコールの火災予防上の特徴
1 火気に近づけると引火しやすい
2 アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気より重く、低いところにたまりやすい。
注意事項
1 消毒用アルコールを使用するときは、火気の近くで使用しないようにしましょう。
2 消毒用アルコールを容器に詰め替える場合は、漏れ、あふれ又は飛散しないよう注意しましょう。
3 消毒用アルコールの容器を設置・保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所は避けましょう。
4 消毒用アルコールの容器を落下させたり、衝撃を与えることのないように気をつけてください。
5 室内の消毒や消毒用アルコールの容器詰替えなどにより、アルコールの可燃性蒸気が滞留するおそれがある場合には、通気性の良い場所や換気が行われている場所で行いましょう。
また、密閉した室内で多量の消毒用アルコールの噴霧を行うことは避けましょう。
【リーフレット】消毒用アルコールの安全な取扱いについて [PDFファイル/504KB]