裁判員の選定について
裁判員の選定について
裁判員の参加する刑事裁判に関する法律により、裁判員制度による裁判員は選挙権を有する人の中から選ばれることになっています。
この候補者予定者の選定事務も、選挙管理委員会で行うこととなっています。
ここでは、裁判員選定事務の概略をお知らせします。
裁判員とは
市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映するとともに、司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上を図ることを目的とし、選挙権を有する人の中からくじで選ばれ、裁判官とともに裁判を行う人のことです。
裁判員選定の流れ
各市区町村の選挙管理委員会は、地方裁判所が定めた員数を裁判員候補者予定者としてしくじで選定します。
その裁判員候補者予定者から、地方裁判所は裁判員候補者名簿を調整します。
裁判員は、対象事件ごとにその裁判員候補者名簿からくじで選ばれます。
裁判員の任期
裁判員は、対象事件ごとに選定されるため、任期というものはありません。
裁判員候補者名簿は、年単位で新たに調整することされています。
その他参考
裁判員制度について、詳しくははこちらをクリックしてください。→裁判員制度(最高裁判所)<外部リンク>