認定こども園等の評価及び監査の結果について（令和2年度）

令和2年度三木市特定教育・保育施設に係る評価及び監査の結果について

1　評価

　令和2年度に実施した11施設の評価の結果は、従前からの各施設の努力はもとより、市として実施した保育者合同研修会の成果もあり、概ね良い評価となっています。

1　評価のポイント

　　　(1)　心の育ちを優先し、生きる力の基礎を育む教育・保育の内容
　　　(2)　異年齢集団での遊びや生活を通して社会性を培う教育・保育の内容
　　　(3)　自尊感情を育むとともに豊かな人権感覚を養う教育・保育の内容
　　　(4)　小学校との連携内容
　　　(5)　教育・保育の内容の保護者への説明
　　　(6)　保育教諭の資質向上のための取組内容
　　　(7)　施設の安全管理の取組内容
　　　(8)　地域の子育て拠点としての取組内容
　　　(9)　地域において子育て支援を行う団体との連携内容

2　評価実施期間（令和2年9月～令和3年1月）

　　　※改善を要する点については、全て自主的に対応済みです。

3　総評

　　　・どの園所も、記録の取り方や保存の仕方等に自主性や工夫が見られ、これまで評価を積み重ねてきた成果がうかがえた。
　　　・各園所の教育・保育内容についても、年々意識が高まり、質の向上をめざす姿が見られる。今後も努力を重ねていただきたい。
　　　・アンケートの全体的な回答率は78％で、園所の協力を得て十分な回答率であった。しかし、職員アンケートに自由記述が少なく、職員の思いが見えない。職員の意見を引き出せるようなアンケートの実施方法の改善が必要である。
　　　※なお、『目標達成計画』の取り組みを結果として掲載する。　　　

4　結果

　 2　監査

　本監査では、関係法令・通知等を遵守し、施設の管理運営が適正に行われているかを確認・改善することで、福祉サービスの質の向上や法の適正実施の確保を図ります。

1　監査のポイント

　　　​(1)　「子ども・子育て支援法の規定により条例に委任された基準等に関する条例」に即した適切な運営を図ること
　　　​(2) 　適切な利用者支援の確保を図ること
　　　(3) 　関係職員の資質の向上を図ること

2　監査実施期間（令和2年8月～令和3年5月）

​　　　※改善を要する点については、全て自主的に対応済みです。

3　総評

・園庭開放等を通じ、地域との交流、子育て支援等に努めている。今後も継続して取り組まれたい。
・研修体系及び計画、実績等は良好なものとなっている。
・各種マニュアル等は整備されている状況にある。変更があれば必ず最新のものを共有いただくようお願いしたい。
・改正社会福祉法の趣旨に沿い、監事による執行状況の確認を充実するため、「監事監査チェックリスト」（点検表）を活用されたい。
・社会福祉法、子ども・子育て支援法をはじめ、労働基準法などの関連する諸法令等を遵守し、その励行に努め、より一層、利用者の立場に立った施設運営に邁進されたい。

4　結果