認定こども園等の評価及び監査の結果について(令和3年度)
令和3年度三木市特定教育・保育施設に係る評価及び監査の結果について
1 評価
令和3年度に実施した8施設の評価の結果は、従前からの各施設の努力はもとより、市として実施した保育者合同研修会の成果もあり、概ね良い評価となっています。
1 評価のポイント
(1) 心の育ちを優先し、生きる力の基礎を育む教育・保育の内容
(2) 異年齢集団での遊びや生活を通して社会性を培う教育・保育の内容
(3) 自尊感情を育むとともに豊かな人権感覚を養う教育・保育の内容
(4) 小学校との連携内容
(5) 教育・保育の内容の保護者への説明
(6) 保育教諭の資質向上のための取組内容
(7) 施設の安全管理の取組内容
(8) 地域の子育て拠点としての取組内容
(9) 地域において子育て支援を行う団体との連携内容
2 評価実施期間(令和3年9月~令和4年1月)
※改善を要する点については、全て自主的に対応済みです。
3 総評
・今回、アンケートの内容を見直したことで職員や保護者からの率直な意見を集約することができたことから、その内容を各園にフィードバックすることで、これまで気づかなかった視点を意識し、園運営改善に役立てる機会となった。
・教育・保育内容については、年々質の向上が見られる。今後も学ぼうとする意欲をもって取り組まれたい。
・年々多様な支援を要する家庭や園児が増加している中で、各園の先生方も奮闘されている。今後、園内にとどまらず、関係機関との連携も必要になると思われる。園からの積極的な発信と、市としての支援の在り方が問われる。
※なお、今年度は新たに導入した『目標達成計画』の取り組みを結果として掲載する。
4 結果
第一園区 | 第二園区 | 第三園区 | |
---|---|---|---|
2 監査
本監査では、関係法令・通知等を遵守し、施設の管理運営が適正に行われているかを確認・改善することで、福祉サービスの質の向上や法の適正実施の確保を図ります。
1 監査のポイント
(1) 「子ども・子育て支援法の規定により条例に委任された基準等に関する条例」に即した適切な運営を図ること
(2) 適切な利用者支援の確保を図ること
(3) 関係職員の資質の向上を図ること
(4) 地域における子育て支援の充実
2 監査実施期間(令和3年9月~令和4年7月) ※
※一部施設においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、年度を越えて実施しました。
(改善を要する事項については、各園ごとに自主的に対応しています。)
3 総評
・利用者の立場に立った施設運営に邁進(まいしん)され、園庭開放・一時預かりなど地域のニーズを踏まえ、真摯(しんし)に対応されている。
・研修体系、計画及び実績等は、良好なものとなっている。引き続き研修結果を法人・施設運営に役立てるため、適宜職員間の情報共有を図られたい。
・各種マニュアル・規程等は、適切に整備されている状況にある。ただし、内容と実際の運用に、若干差異のある施設が一部見受けられた。現状に即した内容で整備・運用しているか否かを点検し、必要な見直しを行われたい。
・自主的内部点検を適宜実施し、今後も、適正な施設運営と社会福祉事業の安定運営に取り組まれたい。
4 結果
第一園区 | 第二園区 | 第三園区 | ||
---|---|---|---|---|
|