【初受賞!】令和7年度全国広報コンクール広報企画で「入選」しました
このたび、全国広報コンクール広報企画部門において、全国の自治体などの業務に役立つ教育・保育のための動画配信や書籍の商業出版などを手がけた企画が入賞しました。
三木市の全国広報コンクールでの入賞は初めてです。
受賞内容
広報企画 入選
受賞作品
『「もっと子どもたちと寄り添える時間を」職員の広報企画で実現』
作品概要
利用している子どもの年齢などに応じて、国や県などがこども園などを財政支援する教育・保育給付制度があります。しかし、同制度は多くの自治体や教育保育担当者の頭を悩ませる難解さでも知られています。
そこで、三木市では、全国の自治体や教育保育施設の担当者に向けて、この制度を現職の公務員が現場目線で解説することで、各担当者が制度の理解と対応にかけてきた時間を短縮し、より子どもたちに目が行き届く環境をつくりたいと考え、主に以下の4点に取り組みました。
(1)YouTubeに制度の解説動画を配信
(2)制度解説を企画出版
(3)パブリシティ
(4)ホームページ・SNSで情報拡散
講評
自治体職員にとっても教育・保育制度は複雑でわかりにくいものだが、モデルとなる対応方法を職員が果敢に提案する企画である。YouTubeや出版物などをメディアミックスにて活用し、さらに全国の自治体職員に情報提供して大きな反響を呼んだ。
他の自治体の業務に役立つよう成果をシェアするする姿勢・マインドが素晴らしい。特に自ら企画を持ち込んで市の支出なしで出版にこぎつけたことはまさに快挙。メディアキャラバン等のパブリシティにつなげるために努力した点、SNSの有効活用を通じて社会課題の解決に資した点を高く評価する。
近年オンラインコミュニティなども育っているが、それだけではリーチできない層に予算をかけず広く早くアプローチできたのは素晴らしい。
中央政府ではなく基礎自治体が全国の自治体を支援するという発想や取り組みは貴重である。
・兵庫県の記者発表<外部リンク>
・受賞作品一覧(日本広報協会ホームページ)<外部リンク>