ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

令和2年度 企画展一覧

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2020年8月11日更新
<外部リンク>

1 「タイコと三木」

会 期:令和2年6月1日~8月10日(新型コロナウイルスの影響により、下記チラシの会期から変更して開催しました。)

内 容:

播州三木では5月は春祭り、10月は秋祭りが行われます。三木の祭りを彩る屋台は“タイコ”とも呼ばれ、大工、刺繍、木彫り、錺金具といった職人の技が見える華やかなものです。

本展では、春季・秋季例大祭に奉納される各地域の屋台について、三木市に寄贈・寄託された屋台資料や古文書などの歴史資料などを通じて、三木の祭り屋台をめぐる様相を紹介しました。

タイコ

2 「別所町の遺跡」

会 期:令和2年9月26日㈯~12月6日㈰

内 容:

三木市別所町には、約300か所の遺跡が確認されています。

これまでに多くの遺跡で発掘調査が実施されてきましたが、その成果を公開する機会が限られていたため、内容についてはあまり知られていません。

そこで、このたび別所町の遺跡を広く知っていただくため、本展を企画しました。

本展では、別所町で実施された遺跡の発掘調査成果について、出土遺物や写真パネルを通して、別所町の歴史を紹介しました。

チラシ表   チラシ裏

3 「三木町の地子免許特権と義民の『記憶』」

会 期:令和3年1月16日㈯~3月21日㈰

内 容:

近世の三木町は羽柴秀吉の制札を根拠に地子免許の特権を守り抜いてきたことで知られます。延宝5年(1677)の検地により、この地子免許特権に危機が訪れます。この時、三木町の代表として岡村源兵衛・大西与三右衛門が羽柴秀吉制札等を携え江戸に訴願し、地子免許が認められました。

その後、三木町の本要寺境内には源兵衛・与三右衛門の2人を「功労者」として称える弁証碑と秀吉制札や地子免許状を保管する宝蔵が建てられます。これらは本要寺の虫干し行事を通じて、三木町人に町の「記憶」として共有されました。そして現在、三木市では毎年7月18日に本要寺で、12月8日に本長寺で「義民」の法要が営まれています。

そこで本企画展では、本要寺宝蔵に保管されている『三木市有宝蔵文書』や本長寺に伝わる歴史資料などを通じて、三木町の地子免許と義民の伝承にまつわる歴史を紹介しました。

ちらし