ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

スズメバチの相談が増加しています

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年4月1日更新
<外部リンク>

夏はスズメバチの活動が活発になります

スズメバチは攻撃性が強いとされており、巣を守るために人を襲うこともあります。
一般的に、スズメバチの巣は、低木の枝、庭木、軒先のほか、土の中や樹木の穴に作られます。
気付かないうちに巣が大きくなっていることもありますので、定期的に敷地内の見回りを行いましょう。

三木市で主に見られるスズメバチ

日本に生息しているスズメバチ17種類のうち、三木市内で主に見られるのは以下の4種類です。

三木市で主に見られるスズメバチの種類

オオスズメバチ

特徴:毒性が強く、ハチの中で最も攻撃性が高いといわれています。
体長:3~5cm
巣の場所:木の穴や根本、土の中など

オオスズメバチ
キイロスズメバチ 特徴:小型だが、被害件数は最も多いとされています。
体長:2~3cm
巣の場所:軒下、天井裏、木の枝など
キイロスズメバチ
コガタスズメバチ 特徴:住宅街からの苦情相談が多い種です。
体長:2~3cm
巣の場所:庭木や軒下など
コガタスズメバチ
ヒメスズメバチ

特徴:スズメバチの中では大人しいとされますが、大型種です。
体長:2~4cm
巣の場所:床下、壁の間、物置の中など閉鎖された空間

ヒメスズメバチ

スズメバチ以外のハチ

三木市にはスズメバチ以外のハチも生息しています。
いずれも大人しい種とされていますが、不用意に巣に近づくなど、刺激しないように気を付けましょう。

スズメバチ以外のハチ

アシナガバチ

特徴:細長い体型と、長い後ろ足が特徴です。毒針を持ちますが、攻撃性は低いとされています。
体長:2~3cm
巣の場所:雨風に当たらない屋根や軒、庭木の下など

アシナガバチ
クマバチ 特徴:比較的大型で、黒くてずんぐりした体型をしています。羽音も大きく目立ちますが、温厚な性格をしています。
体長:2~3cm
巣の場所:木や竹の穴など
クマバチ
ミツバチ 特徴:とても小さく、群れで行動します。軒先や庭木に大量に集まることがありますが、巣の引越しのための一時的な休憩ですので、数日のあいだ見守りましょう。
体長:1cm
巣の場所:屋根裏や床下、木の枝など
ミツバチ

ハチの巣の形状

スズメバチ
(後期)

球状で、波状の模様があるのが特徴です。
大きいものは50cm以上になることもあります。

スズメバチの巣
スズメバチ
(初期)

とっくりのような形をしています。
女王バチと少数の働きバチで巣作りをしているため、比較的駆除は容易です。

スズメバチの巣
アシナガバチ
(後期)

巣穴が露出し、逆さまのお椀やシャワーヘッドのような形をしているのが特徴です。
最大で20cm程度とされています。

アシナガバチの巣

アシナガバチ
(初期)

松ぼっくりを吊るしたような形をしています。
早期の発見ができれば、スプレー等による駆除も効果的です。
アシナガバチの巣

スズメバチの生態

スズメバチの生態
4月中旬頃 新女王バチが越冬から覚め、樹液などの水分を取りながら巣作りの準備を始めます。
6月頃 女王バチが1匹で巣を作り、産卵・幼虫の世話をします。
7月上旬~8月上旬 働きバチが誕生し、巣作りや幼虫の世話をします。
女王バチは産卵に専念するようになります。
7月下旬~8月中旬
(最盛期)
巣の大きさや働きバチの数がピークになり、活動が活発になります。
9月頃~10月頃 新女王バチとオスバチが数十匹誕生し、交尾を始めます。
種類によっては、巣から離れて家の壁や庭木に群がります。
11月~3月頃
(越冬期)
旧女王バチ・働きバチ・オスバチは死んでしまい、新女王バチだけが巣から離れた石垣や朽木の隙間で越冬します。
巣は1年限りで空になり、残った巣が翌年に利用されることはありません。

スズメバチの巣を見つけたときは

できるだけ距離を取って、巣を刺激しないようにします。
冬になりハチが出入りしなくなるまで、十分に注意して過ごしましょう。
営巣場所にもよりますが、生活に支障がある場合は駆除するという選択肢もあります。
※ スズメバチの巣は1年限りで空になり、残った巣が翌年に利用されることはありません。

 

スズメバチの巣を駆除したいときは

個人の敷地に巣ができたとき

ご自身で駆除するか、専門の駆除業者に依頼してください。
ご自身で駆除するときは、巣が小さい6月頃までに、細心の注意を払って行いましょう。
業者に依頼するときは、補助金の対象となる場合がありますので、事前に生活安全課までお問い合わせください。
※ 事業所の敷地・建物等は補助制度の対象となりません。

自分の敷地以外に巣ができたとき

敷地の所有者及び管理者に相談してください。
所有者が分からない場合は、生活安全課までご相談ください。

専門業者に駆除を依頼する場合

市では、特定の業者の紹介は行っていません。
事業者団体である一般社団法人兵庫県ペストコントロール協会へご相談ください。
兵庫県ペストコントロール協会(http://www.hyogopco.jp/)<外部リンク>
Tel:0120-762-633

 

三木市スズメバチ駆除費補助金について

市では、市民に危害を及ぼすおそれのあるスズメバチの巣を駆除する者に対して、予算の範囲内において駆除に係る費用の一部を補助しています。

補助対象者

(1) 駆除を行う土地又は建物(スズメバチの巣からおおむね10メートルの範囲内において日常的に人が立ち入るものに限る。)を所有し、又は管理する者。ただし、店舗又は事務所等の事業の用に供する建物等に営巣している場合を除く。

(2) 市税の滞納がない者(個人)

申請方法(事前連絡が必要です)

補助金の交付を受けようとする方は、「三木市スズメバチ駆除費補助金交付申請書」に次の書類を添えて提出してください。

(1) 駆除業者が発行するスズメバチの駆除費用に係る見積書及び領収書

(2) スズメバチの駆除前の状況を確認できる写真

(3) スズメバチの巣がある場所を示す書類

※ 兵庫県ペストコントロール協会(http://www.hyogopco.jp/)<外部リンク>を通して紹介された業者を利用いただくとスムーズです。

補助金の額

・スズメバチの駆除に要した費用から、10,000円を控除した額(上限15,500円) 

 ※100円未満の端数切り捨て
 ※駆除費用が10,000円以下の場合は、対象になりません。

留意事項

スズメバチ以外の巣の駆除及びスズメバチの成虫のみの駆除は補助の対象となりません。

・高額請求を行う駆除業者にご注意ください。

・駆除業者にお心当たりのない場合は兵庫県ペストコントロール協会(http://www.hyogopco.jp/)<外部リンク>へご相談ください。

申請様式

交付申請書、実績報告書、請求書 [Wordファイル/20KB]