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第5回 職人の研ぎ澄まされた技の結晶 三木金物(広報みき2019年11月号掲載記事)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2023年2月6日更新
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三木金物

日本で最初の金物のまちと言われる三木市――。
およそ1500年前、この地方の大和鍛冶と百済(くだら)からの技術集団である韓鍛冶とが技術交流して鍛冶を行ったのが、金物のまちの起源といわれています。これらの熟練した鍛冶職人の技によって、優れた製品づくりが現代まで受け継がれ、平成8年には、経済産業省(当時の通商産業省)から「播州三木打刃物」として伝統工芸品の指定を受けました。
職人の技術力と良質な素材を駆使して作られた三木金物は、現代においても、ものづくりの現場で活躍しています。

代わりの効かない道具として、一流の現場で重宝されています。

増田さん
三木工業協同組合事務局 局長 増田 純一さん

全国には金物の特産地として有名な地域が複数あるなかで、三木市は、鋸(のこぎり)、鑿(のみ)、鉋(かんな)、鏝(こて)、小刀(こがたな)の5品目において、突出した技術力を誇っています。
近年では、建築様式が変化したことで、伝統的な大工道具や左官道具を建築現場などで見かける機会は減りましたが、寺社仏閣や和風住宅など、一流職人が手掛ける現場では、今もなお三木金物が重宝されています。
そんな三木金物は、国内に留まらず、海外でも反響を呼んでおり、なかでも、台湾やベトナムで家具や楽器などを作る木工職人からの人気が高く、さらなる展開が期待されます。
今後、国内外での販路開拓を進めていくにあたって、市内の金物製造所とともに利用者のニーズを見極めながら、高い技術力を持って応えていきたいです。


みきのえぇトコ第5回「職人の研ぎ澄まされた技の結晶 三木金物」を掲載した広報みき11月号(2019年)はこちら

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商工振興課 かなもの振興係
Tel:0794‐82‐2000

広報みき