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第9回 日本一の酒米 山田錦(広報みき2020年4月号掲載記事)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2023年2月9日更新
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米

酒米の王様「山田錦」――。
酒造好適米の生育条件である気候、地形、地質などに恵まれた兵庫県のなかでも、産地の格付けで最上である「特A地区」を含む三木市は、山田錦の品質・生産量とも日本一を誇っています。

お酒造りの観点から、山田錦の魅力について伺いました。

稲見酒造株式会社  社長 稲見 秀穂さん

米粒や心白が大きいことをはじめ、たんぱく質や脂質の含有が少ないことなど、あらゆる点において「山田錦」は酒造好適米としての特徴を備えています。
山田錦で醸したお酒は、熟成することにより酒の奥行きが深まり、上品な旨味が増してくるように思われます。
そのおかげもあって弊社は、世界最大級の日本酒品評会「インターナショナルワインチャレンジSAKE部門」に2年連続で入賞するとともに、海外への輸出においても評価をいただいています。
今から30数年前、旧醸造試験所(東京)で、私はこの地域の山田錦を使った吟醸酒の試験醸造に幸運にも立ち会う機会に恵まれました。そこで指導していただいた秋山裕一先生(後に著書「日本酒」などを出版)に「米を買うな 土を買え」と言わせるほど、特A地区の山田錦の評価は格別でした。
今後も、伝統を守りつつ地元の食と一緒に楽しんでいただける酒造りに挑戦し続けたいと思います。

稲見酒造株式会社

 

みきのえぇトコ第9回「日本一の酒米 山田錦」を掲載した広報みき4月号(2020年)はこちら

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農業振興課 農業政策係
Tel:0794-82-2000

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