市内の救急出動回数は年間約4,000件。
これは1日に換算すると約11件になります。消防署では、時間との闘いになる救命の現場に備え、隊員の訓練に加えて、救命率を高めるための救命環境充実に日々取り組み、市民の安全を守っています。
救急隊員は、通報から平均7~8分で現場に駆け付け、救急処置を行いながら患者を医療機関に搬送します。救命の現場では、救急車が到着するまでの処置が非常に重要となります。市民の皆さまには、大切な命を救うために、救急車の適正利用にご理解と、ぜひ、救急手当の知識や技術を身に付けていただきたいと思います。みんなでより安全安心なまちを築いていきましょう。
AED(自動体外式除細動器)が夜間や休日でも利用できる環境を維持するため、県内でも珍しく、24時間営業のコンビニ全店舗にAEDを設置しています。AEDには音声案内がついているため、初めての方でも使えます。市内のコンビニにAEDがあることを知り、いざという時は持ち出して使用してください。
市内には、ドクターヘリの着陸を行うランデブーポイント(場外離着陸場)が(市)消防本部を含め40カ所あります。心疾患、脳卒中などの急病時や重症交通外傷などの場合、消防本部の判断で要請します。要請後、ドクターヘリは市内のランデブーポイントまで約10分で到着することができ、より迅速に医師による救急救命医療を受けることができます。
みきのえぇトコ第13回「救急環境の充実で命を救う みきの救急」を掲載した広報みき8月号(2020年)はこちら
(市)消防署 救急救助課
Tel:0794-89-0173