第16回　暮らしの中で受け継がれてきたみきの景観（広報みき2020年11月号掲載記事）

市には歴史的なまちなみや農村風景など、数多くの美しい景観があります。このたび、兵庫県が県政150周年を記念して発行した「ひょうごの景観ビューポイント150選」において、市内から3つの景観が選ばれました。この150選は、「人を引きつける魅力的な景観」を見ることができるスポットをインターネット投票などを元に選出されています。心をリフレッシュさせたいときに、普段は通らない道を歩いて景色を眺めてみませんか。

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150選に選ばれた市内3つの景観

芝町公民館付近(旧湯の山街道の古いまちなみ)

所在地: 芝町（三木上の丸駅から北東に7 分程度歩く）

芝町公民館からは、旧湯の山街道の歴史的なまちなみ景観を見ることができます。外壁には漆喰壁や土壁が多く、一部に板張りがあるなど、伝統的なデザインと自然素材が、落ち着いた景観を生み出しています。また、インターネット投票の得票数は、北播磨2位でした。

旧湯の山街道の大塚薬師堂前(歴史街道芝町・平山地区のまちなみ)

所在地: 大塚1 丁目（三木上の丸駅から北東に10 分程度歩く）

大塚薬師堂にまつられている薬師如来は、病を治してくれる仏様として、昔から信仰を集めています。大塚薬師堂のある三木地区は、4つの街道が交わる交通の要衝として繁栄し、景観形成重要建造物に指定されている三宅徳松商店などの伝統的な外観を楽しむことができます。

正法寺山展望広場(厄神鉄橋の夕焼けの景色)

所在地: 別所町正法寺（正法寺山の麓にある駐車場から20 分程度登る）

正法寺山展望広場は、三木市の南西側、標高151.8ｍの正法寺山山頂にあります。東側には、三木市街地や明石海峡大橋、淡路島などを、西側には、加古川や厄神鉄橋、高御位山、家島などを一望できます。加古川に映る美しい夕日も楽しむことができます。

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