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第42回 世界最大級の地震実験施設 E-ディフェンス(広報みき2023年1月号掲載記事)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2023年2月27日更新
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E-ディフェンス

1995年1月17日、建物や橋、道路など多くの構造物が倒壊した阪神淡路大震災。これを契機に、構造物の破壊過程を調べるため、阪神淡路大震災に関係し、地震の被害が少なかった三木市にE-ディフェンス(実大三次元震動破壊実験施設)が2005年に建設されました。
今回は、センター長にお話を伺いました。


ホームページはこちら<外部リンク>

ギネス世界記録に登録!大規模実験施設

センター長 中埜さん

当施設では構造物を試験台に載せて、縦横上下(3次元)に震動させて地震を再現することで、どのように壊れるか、またはどうすれば壊れないかなどを検証しています。地震を起こす震動台は最大1,200トンまで載せることができ、300平方メートルの面積がある世界最大級の震動実験施設で、三次元の震動台として規模がギネス世界記録に登録されました。当施設は国内にある他の震動実験施設に比べて震動台が大きく、実際の規模でできるため、最も信頼できる実験結果を見ることができます。そのため、世界的に有用性の高いデータが取れ、人の命を守ることにつながっています。
ホームページから見学申し込みなどができますので、ぜひ一度来ていただいて、建物などが壊れている様子を実際に見て、地震について関心をもってもらいたいと思います。

ギネス
▲ギネス世界記録認定証

古民家の耐震補強実験

令和4年12月14日、木造古民家を想定した試験体を徐々に加震し、古民家へのアウターフレーム補強(外付けフレームと建物との連結制振)の有効性を調べました。今回のデータは今後の木造古民家の改修などに役立てられます。
耐震補強実験

 

みきのえぇトコ第42回「世界最大級の地震実験施設 Eディフェンス」を掲載した広報みき1月号(2023年)はこちら

このページに関するお問い合わせ先

国立研究開発法人防災科学技術研究所 兵庫県耐震工学研究センター
〒673-0515 三木市志染町三津田西亀谷1501-21
Tel:0794-85-8211

広報みき