1826年に上州館林藩の財政立て直しを図るため、切手会所(現在の銀行)として建てられたことをはじまりとする旧玉置家住宅。主屋、離れ、廊下、東・西・北土蔵の6棟の建物がそれぞれ国の登録有形文化財となっているほか、ガイドボランティアの詰め所となっているなど、三木市観光の案内拠点となっています。
主屋や離れの座敷から眺められる庭園
旧玉置家住宅は神戸電鉄三木駅や観光協会の近くに位置し、周辺には旧小河家別邸や黒田清右衛門商店などの文化財が集積しているため、近場で充実した歴史観光を楽しめます。
当施設の見どころは「離れの座敷から眺める庭園」や「三木駅側から見える2つの土蔵」で、美しい景色や職人の遊び心を感じる建物の様相などから非日常的な時間を味わうことができます。
旧玉置家住宅にはガイドボランティアや地域住民が寄り合っており、三木市の観光案内や歴史の話を聞くことができます。ぜひこの機会に、旧玉置家住宅から三木のまち歩きをはじめてみませんか?
旧玉置家住宅の保存と活用をする会 会長 三宅 寛治 さん
ガイドボランティアみき 長曽我部 次郎 さん
旧玉置家住宅では、観光案内や古民家カフェ、襖に隠れた古文書の解読など幅広い活動を展開しています。ガイドボランティアには歴史愛好家が集っており、この施設はもちろんのこと、三木のまちや史跡の歩き方も案内できます。市民の皆さんもぜひお越しください。
来場者やガイドが交流するカフェコーナー
みきのえぇトコ第43回「三木市観光の案内拠点 旧玉置家住宅」を掲載した広報みき2月号(2023年)はこちら
観光振興課 観光振興係
Tel:0794-82-2000