今年(令和6年)で40周年を迎える三木市高齢者大学。大学は4年制、大学院は2年制で、現在134名(大学90名、大学院44名)が在学しています。
本学では、毎月原則2回の講座日があり、午前は専門家などの講師を招き、多様な分野について学生全員で学ぶ「教養講座」、午後にそれぞれが希望する分野を学ぶ「専門講座※」を実施しています。また、24のクラブ活動があり、希望するクラブに入って日々活動に励んでいます。こうした充実した教育課程に加え、単独の施設を有し、大学院がある高齢者大学は東・北播磨地域で三木市だけです。
今回は学生と学長にお話を聞きました。
※ 大学は園芸・健康福祉・情報(パソコン)・文化(古典・郷土史)から選択し、大学院は自分たちで研究テーマを決めて学びます。
●教養講座
●専門講座(健康福祉)
●大道芸クラブ
●写真クラブ
大学生 廣田脩さん
退職時に先輩から「閉じこもったらあかん」と助言され、何かしようと探していた時に、高齢者大学を見つけ、入学しました。
私は専門講座で「園芸」を学び、園芸クラブで即実践しています。毎週決まった時間にクラブ活動があることで家に閉じこもることはありませんし、人と人とのつながりができるのも魅力だと思います。
大学院生 荻田俊一さん
退職後、人生の第2ステージとして何かを始めたいという思いで、高齢者大学に入学し、現在は大学院に通っています。
大学院では、自分の好きなことを選んで学ぶことができます。社会人では自分の好きなことを追求することが難しかったので、大学院での学びは、私にとって生きがいとなっています。
学長 井上京子さん
高齢者大学は、高齢者の福祉の増進と健康で明るい地域社会づくりのためにあり、幅広い知識の習得や、学生同士のつながりができるところも魅力だと思います。また、大学での学びは、心身ともに元気になり、多くの方が地域で活躍されています。
高齢者大学へ来ることは、何かやってみようというきっかけづくりになります。
公開講座や大学祭にぜひお越しください!
広報みき2024年1月号の23ページに令和6年度の生徒募集や公開講座について紹介しています。
各クラブ活動の1年間の集大成として、発表や展示を行います。
▶日時
【展示】 令和6年2月17日(土)午後1時~5時
【演技発表・展示】令和6年2月18日(日)午前9時30分~午後3時
▶場所
まなびの郷みずほ
・教育総務部 生涯学習課
・三木市高齢者大学(愛称:みっきぃシニアカレッジ)
Tel:0794-88-2550
みきのええトコ第54回「輝く人生の再スタートを!三木市高齢者大学」を掲載した広報みき1月号(2024年)はこちら