
▲伝天守台から見た三木のまち
15世紀末頃、三木別所氏の初代当主則治(のりはる)が築城したと考えられる三木城。美囊川左岸の台地端部に位置し、北西側には美囊川が流れ、城の背後となる南側には深い谷が入り組んだ地形となっており、敵の攻撃を防ぐのに有利な場所に構えていたとされています。本市には、現在も別所氏の居城三木城を取り囲むように、織田方が築いた複数の付城や土塁が数多く遺存しています。これらは、戦国期の合戦の過程や全容を具体的に把握する上で重要な史跡であることから、「三木城跡及び付城跡・土塁」として、平成25年に国の史跡に指定されました。
今回は、三木合戦の舞台となった三木城跡をはじめ、市内の歴史観光地を案内されている「ガイドボランティアみき」の飯田さんに三木城跡の魅力について話を聞きました。

▲ガイドボランティアみき
飯田里江子さん
三木城跡の魅力は建物が残っていないからこそ、語られる史実に思いを巡らせることができるところにあります。また、城の範囲や戦いの舞台となった地形を実際に歩くことで、歴史をより身近に感じることができます。
伝天守台からは三木のまちが一望でき、「この景色が好きで何回も訪れている」と言われる方もいらっしゃいます。さらに、三木城跡の一角からは、かつて平井山に構えられていた秀吉本陣跡を望むことができます。「秀吉側からはどのように見えていたのだろうか」と参加者同士で想像をふくらませながら語り合う時間も、この場所ならではの楽しみのひとつです。
ゆっくり歩きながら、目に見えない歴史の痕跡を感じていただき、三木の魅力に触れてもらえたら嬉しいです。
▲「本丸井戸」
石を投げ込むと「カンカン」と音がすることから、「かんかん井戸」とも呼ばれている

▲ガイドボランティアみきによる案内の様子
▶日時 令和8年5月5日(火曜日) 午前10時~
▶場所 上の丸公園(三木市上の丸町)ほか
▶問い合わせ先 別所公春まつり実行委員会事務局〔市民協働課内〕
詳しくは、広報みき5月号(2026年)31ページで確認してください。
観光振興課
Tel:0794-82-2000
文化・スポーツ課
みき歴史資料館
Tel:0794-82-5060
みきのええトコ第82回 「戦国期における播磨屈指の大規模城郭 三木城跡」を掲載した広報みき5月号(2026年)はこちら