●実在する量販店を名乗る電話があり「あなた名義のカードで女性が10万円の時計を購入しました。」と言われたので、教えられたカード会社番号へ電話したところ「すぐに係員を行かせます」と言われた。その後、男が来て「この封筒にカードを入れて大事に保管してください。封筒に割印が必要です」というので印鑑を取りに席を外した。その間に封筒をすり替えられたようで、心当たりのないカード使用があり、詐欺に遭ったと知った。
●警察官を名乗る男から電話があり「逮捕した犯人の所有リストにあなたの銀行口座が載っていました。あなたも容疑者になります。極秘捜査なので誰にも言ってはいけません。資産を凍結するので一旦別の口座へ移してください」と言われ、指定された口座へ全額移動させたところ、男と連絡が取れなくなった。
カード会社の社員や警察官などがカードを預かったり、資産の移動を促すことはありません。
●すぐに話を信じないで、正しい電話番号を確認してから掛け直しましょう。
●多くの特殊詐欺は固定電話へ掛かって来ます。普段から留守番電話に設定にして、相手を確認してから電話に出ましょう。