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新生活に向けた引越し時の注意点(令和6年3月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2025年3月1日更新
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相談事例

●賃貸マンションで一人暮らしを始めたら、突然換気扇フィルター販売業者が訪問し、言われるままに定期契約をしてしまった。

●転居してすぐ「各家庭の電気の検針票を見せてもらっている」と訪問があり、見せたところ勝手に契約書を作られて電気契約されていた。

●光回線の代理店が来訪し説明を受けた。「説明を受けたというサインが必要」と言われ書面に氏名・住所などを記入したら契約になっていた。

●賃貸マンションの退去時に壁紙・ふすま張替えや清掃費として高額の原状回復費用を請求された。

●インターネットで見つけた不用品回収業者に依頼したら、勝手にトラックに積み込んだ後で高額請求された。

アドバイス

●新大学生や新社会人の初めての一人暮らしでは、これまで経験のないことを自分自身で行うことがあります。焦らず、冷静に判断しましょう。

●疑問や不安を感じたら、その場ですぐに契約、サインや押印をせずに、家族または建物の管理会社などに確認し、不要な場合はきっぱりと断りましょう。

●賃貸物件は、貸主側と入居時に現状を確認し、入居中のトラブルはすぐに相談しましょう。退去時に納得できない費用を請求された場合は、国土交通省が定めている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考に説明を求めましょう。