ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

ジェネリック医薬品(後発医薬品)について

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年10月1日更新
<外部リンク>

かかりつけ医や薬剤師に相談し、上手にジェネリック医薬品を利用しましょう

 三木市国民健康保険では、増え続ける医療費の軽減を目的としてジェネリック医薬品(後発医薬品)の普及促進に取り組んでいます。また、国の方針においても、医薬品に係る国民負担の軽減に向けて、ジェネリック医薬品の使用を促進しています。
 ジェネリック医薬品が普及し医療費が軽減されれば、国民健康保険財政の健全化につながるとともに、国民健康保険加入者である皆さんの医療機関窓口での自己負担も節減されることにもなります。
 令和4年度からは、国民健康保険証年次更新時(7月中旬)に、保険証と一緒に、ジェネリック医薬品使用促進「保険証ケース」を送付しています。医師や薬剤師に提示することにより、ジェネリック医薬品希望の意思が簡単に伝わりますので、ぜひご活用ください。

 ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

 ジェネリック医薬品のことを「後発医薬品」という呼び方をします。それに対して新薬のことを「先発医薬品」と呼びますが、この新薬の特許が切れた後に販売される医薬品であるため「後発医薬品」といいます。後から販売されるようになっても、新薬と同じ有効成分・用法用量で、同等の効果を持つようにつくられています。
 新薬を開発するには莫大な費用がかかりますが、特許期間(20~25年程度)は開発メーカーが独占的に製造することができます。しかし、この特許期間が過ぎると、ほかのメーカーも同じ成分の薬を製造することができます。開発の費用がかからない分、ジェネリック医薬品は新薬より低価格となります。
 ジェネリック医薬品を希望される場合は、かかりつけの医師や薬局の薬剤師にご相談ください。(すべての先発医薬品にジェネリック医薬品があるとは限りません。)

●ジェネリック医薬品についての詳しい情報はこちら
  安心してご利用くださいジェネリック医薬品(政府広報オンライン)<外部リンク>

 なぜジェネリック医薬品を推奨するのか

 高齢化が進み今後もどんどん医療費が伸びていくことが予想されており、皆さんの医療費への負担も増えていくことになります。
 しかし、ジェネリック医薬品を使うことでご自身の負担が減るのと同時に国民健康保険の負担も減らすことができます。
 国民健康保険で負担する医療費の伸びを抑えることは、それに必要な国民健康保険税はもちろん国、県、市の税金の負担の伸びを抑えることにつながるからです。

 ジェネリック医薬品変更時の差額通知を送ります

 平成25年度から、患者負担の軽減と医療保険財政の健全化を目的として、先発医薬品をジェネリック医薬品に変更することにより、自己負担額の削減額が大きい方に対して、薬の自己負担額がどれくらい軽減できるか試算したお知らせ(ハガキ)を送付することにしました。
 ジェネリック医薬品の普及は、自己負担額の軽減や国保財政の負担軽減に効果がありますので、この通知を基にジェネリック医薬品への切り替えをご検討ください。
 ただし、本通知はジェネリック医薬品への変更を強要するものではありません。

 ジェネリック医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について

 令和6年10月から、ジェネリック医薬品があるお薬で、患者が先発医薬品の処方を希望する場合は、特別の料金が必要になります。

特別の料金とは?

先発医薬品とジェネリック医薬品の価格差の4分の1相当の料金のこと

例えば、先発医薬品の価格が1錠100円、ジェネリック医薬品の価格が1錠60円の場合、差額40円の4分の1である10円を、通常の負担割合に応じた医療費とは別に特別の料金としてお支払いいただく必要があります。

●選定療養についての詳しい情報はこちら
  ジェネリック医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について(厚生労働省)<外部リンク>