遺族基礎年金
遺族基礎年金は、国民年金に加入中の方、または老齢基礎年金の受給資格を満たした方が死亡した時に、その人によって生計を維持されていた「子のある配偶者」または「子」に支給されます。
※子とは、「18歳になって最初の3月末までの子」または「国民年金の障害等級1級または2級に該当する20歳未満の子」を言います。
受給要件
死亡した方が、次のいずれかの条件を満たしていることが必要です。
- 死亡日の前々月までの被保険者期間のうち、保険料納付済期間と保険料免除期間を合算して3分の2以上あること。または、死亡日の前々月までの1年間に未納がないこと。
- 老齢基礎年金を受け取るのに必要な期間(受給資格期間)を満たしていること。
受給額
令和7年度遺族基礎年金額(年額)
子が1人(S31.4.2以降生まれ) 子が1人(S31.4.1以前生まれ) |
831,700円+子の加算239,300円=1,071,000円 829,300円+子の加算239,300円=1,068,600円 |
子が2人(S31.4.2以降生まれ) 子が2人(S31.4.1以前生まれ) |
831,700円+子の加算478,600円=1,310,300円 829,300円+子の加算478,600円=1,307,900円 |
子が3人以上 | 3人目以降は子1人につき79,800円を加算 |
子が1人 | 831,700円 |
子が2人 | 831,700円+子の加算239,300円=1,071,000円 |
子が3人以上 | 3人目以降は子1人につき79,800円を加算 |
※子が受け取る場合、上記の年金額を子の人数で割った額が、1人あたりの金額となります。