マイナンバーカードを福祉医療費受給者証として利用できるようになりました
令和6年度PMH先行実施事業への参加について
現在、国ではデジタル庁をはじめとした各省庁が連携の上、「医療DX」の推進が進められています。「医療DX」とは医療分野でのデジタル技術を通じたサービスの効率化や質の向上を実現することで、国民の保健医療の向上を図り、最適な医療を実現するための基盤整備の推進を目指しています。本市では、その取り組みの一つとして、デジタル庁より「令和6年度医療費助成先行実施事業自治体」の採択を受け、令和7年2月8日からPublic Medical Hub(以下「PMH」という。)の運用を開始しています。
PMH先行実施事業の参加によりできるようになること
医療機関・薬局で受診の際、今までは健康保険証等と福祉医療費受給者証の2枚が必要でしたが、今後はマイナンバーカード(マイナ保険証)1枚で受診できるようになります。
(注意点)・現在、PMHが利用できる医療機関・薬局は限られており、すべての医療機関・薬局において資格確認が可能
となるわけではありません。
利用の可否については、受診される医療機関・薬局にお尋ねください。
・福祉医療費受給者証の交付をただちに廃止するものではありません。今後も引き続き紙の受給者証は、受給
者全員に発行します。
・先行実施中のため、医療機関や薬局を受診する際は、お持ちの紙の福祉医療費受給者証を必ずご持参
ください。
対象となる方
マイナ保険証の利用登録をされている方で、三木市発行の下記の受給者証をお持ちの方
(1)子ども医療費受給者証
(2)重度障害者医療費受給者証
(3)高齢重度障害者医療費受給者証
(4)母子家庭等医療費受給者証
(5)高齢期移行受給者証
マイナポータルの利用について
マイナポータル上で、福祉医療費受給者証の資格情報が確認できます。ただし、マイナポータルの資格情報画面の提示をもって、受給者証の代わりとして利用することはできません。
今後について
PMHは、令和8年度(2026年度)頃までに全国的な運用を目指しています。今後利用できる医療機関は、順次拡大されていく予定です。