ジャンボタニシ駆除事業補助金
ジャンボタニシ駆除事業補助金 を 創設しました
市内においても、スクミリンゴガイの発生が確認されています。
三木市では、ジャンボタニシによる水稲被害等を防止するとともに、水稲農家の所得の安定を図るため、
地区農会が一体的に行う被害拡大防止のための捕獲機の購入費や取排水口への網等の設置に係る費用の
一部について補助をします。
補助の対象者
地区農会に対して補助をします。
補助の内容
地区農会が一体的に取り組むために購入した 次の費用に対し補助金を交付します。
(提出いただいたほ場一覧にかかるもので、市内農地に限ります。)
(1)被害拡大防止対策(取排水口に取り付けるための金網やネット及びその取り付けに必要な資材)にかかるもの
(2)駆除にかかる資器材(捕獲機や籠網型トラップなど誘引剤で誘い込み捕獲する機能があるもの)にかかるもの
補助率
交付対象経費の3分の1を補助します。
(ただし、10アールあたりの補助金の上限は6,000円とします。)
申請方法(要望額並びに申請書等の提出)
1.要望額調査書の提出期限: 令和7年6月30日(月曜日)
◇必要書類
(1)要望額調査書 要望額調査書 [Wordファイル/21KB]
(2)一体的取組水田一覧表 一体的取組水田一覧表 [Wordファイル/20KB]
2.申請書等の提出期限: 令和7年7月31日(木曜日)
◇必要書類
(1)補助金申請書 補助金申請書・収支 [Wordファイル/19KB]
(2)一体的取組水田一覧表(最初の提出分から変更なければ不要です)
(3)取組ほ場が分かる地図
(4)領収書等証憑類(領収書、請求書、納品書など)
(5)その他市が必要と指定するもの
3.提 出 先: いずれの書類も、市農業振興課に提出
ジャンボタニシの卵塊を触るときは注意を!!
色は濃いピンク色でよく目立つ。200~300 個程度の卵からなる卵塊を形成し、卵塊の大きさ
は長さ3cm、幅1月5日cm 程度が多い。ふ化直前は黒~白っぽく、ふ化すると白色になる。
産卵はふ化した稚貝が水中に落下しやすい場所で行われ、水面より上の植物体(稲の茎など)
や水路の壁などに産み付けられる。
卵は水中ではふ化できない。そのため、卵塊を水中に払い落とすことで駆除が可能。ただし、
ふ化直前の黒~白っぽい卵は水中でふ化可能であるため、除去又は押しつぶすことが必要。
Pv2 という神経毒が卵に含まれる。そのため、卵を食べる生き物はほぼいないとされる。
スクミリンゴガイには寄生虫が感染している可能性や、特に卵には毒性がありますので、絶対に触らないようにしましょう。
(参考 スクミリンゴガイ防除対策マニュアル(令和6年版) [PDFファイル/1.31MB] 農林水産省消費・安全局植物防疫課)