下水道のしくみ
三木市の下水道は分流式
本市の下水道は、汚水と雨水を別々の管で流す「分流式」を採用しています。
汚水は、汚水管きょを通って下水処理場まで流れていき、きれいな水にして河川に放流しています。
雨水は、側溝等から雨水管きょを通り,そのまま川に流れていきます。
- 汚水→汚水専用の排水設備→汚水管きょ→下水処理場(処理して流す)→河川
- 雨水→雨水専用の排水設備→雨水管きょ(そのまま流す) →河川
このように、汚水と雨水を別々の管で流す下水道を「分流式下水道」、汚水と雨水を同じ管で流す下水道を「合流式下水道」といいます。
分流式下水道のしくみ図
ますの役目
- 中間ます
排水管の点検や万一つまった場合の掃除口です。 - 防臭ます
内部が水封構造となった汚水ますで、悪臭が部屋に入るのを防ぎます。 - 公共ます
排水設備と公共下水道をつなぐ役目をしており、点検や万一つまった場合の掃除口です。
宅地境界から1.5メートル以内のところに設置します。
公共下水道と排水設備
分流式下水道のしくみ図に記載のあるとおり、下水道は大きく別けて、公共下水道と排水設備から成り立っています。
公共下水道は、「公共ます」に流入した汚水は下水処理場まで、「側溝等」に流入した雨水は河川まで運ぶため、道路内に敷設した下水管やポンプ場などの施設で、市が施工し、市が維持管理を行います。
排水設備は、ご家庭や事業所で発生した汚水を「公共ます」に、雨水は「側溝等」に流すため、宅地内に設ける排水管や汚水ます、雨水ますなどの設備で、皆様方のご負担により施工していただき、維持管理もしていただく施設です。
下水道事業受益者負担金と下水道使用料
公共下水道の「公共ます」が設置された土地に対して一度限りで賦課させていただくのが「下水道事業受益者負担金」、公共下水道をご使用中の使用者の方に2ヵ月毎に請求させていただくのが「下水道使用料」になります。詳細はそれぞれのページに記載していますので、ご参照ください。