今回の公開庁内報は、2021年12月22日(水曜日)に開催された、第2回一面を飾る広報会議のレポートです。
前回の第1回一面を飾る広報会議では、情報発信の強化に向けて市が注力すべき方向性として、「情報発信に対する職員の意識改革」と「話題性のあるメディア露出」の2点が打ち出されました。
今回はその2点を推進するにあたり、情報発信指針(案)の共有や課題の洗い出し、解決策の検討を行いました。それらの過程を皆さんにもお伝えしたく、庁内報でもご紹介します。
(なお、前回の庁内報において、文量が多すぎるとの声をいただいたため、短時間で読んでいただけるよう書き方を改めました。)
秘書広報課 正心課長の挨拶の後、ファシリテーターの浅川淑子さんのリードのもと会議がスタート!
まずは、前回の会議の内容をもとに作成した「市の情報発信指針(案)」について、秘書広報課から説明しました。
指針案では、既に市の最上位計画である「三木市総合計画」や「三木市創生計画」で語られている三木市が実現したい未来「人口が減っても、くらしの豊かさを実感し、誇りを持っていつまでも住み続けたくなるまちの実現」を達成するために、職員一人一人が取り組むべき方向性などをまとめました。
総合計画では、2024(令和6)年度には「広報・広聴・行政情報の公開への市民満足度」を現状値(2018(平成30)年度)の56.1%から60%(+3.9%)高めることとしています。
コロナ禍で広報・広聴の重要度がさらに高まる中、三木市に関係する人たちに「安心・喜び・誇り」を感じられる情報の発信を職員一人一人が改めて認識し、注力する必要があることを共有しました。
参加者からは、「市民との約束事である総合計画に基づいているので納得」 「この方向性で良いと思う」など、多くの賛成意見をいただく一方で、「より多くの理解を得るために、職員の負担が大きくなりすぎないように」と心配する声もいただきました。
次に、情報発信指針(案)に沿って情報発信の強化を行う際の課題について話し合いました。
特に職員意識を変えることは「大きなチャレンジ」との意見を多くの職員からいただきました。
会議の中で出た課題は、簡単にまとめると以下のとおりです。
課題を洗い出す中で、「情報発信に対する職員の意識改革」と「話題性のあるメディア掲載数の増加」を推進するためには次の要素が必要だということが見えてきました。
以上の点を考慮し、民間複業アドバイザーに参画いただける2021(令和3)年度に実施する内容として以下の取組に注力することにしました。
情報発信の成功事例づくり
広報会議メンバーを3チームに分け、特定の事業所管課と関わりながら「発信のネタ作り」「発表資料の作成」「ターゲットに届けること」を実践します。また、成功事例の拡大をめざしながら、情報発信の意義・効果を全庁的に共有します。
少人数制の広報研修の開催
市のPRに大きく関わる部署を中心に職員の参加を求め、各媒体の目的や記者や市民がどのような情報を求めているかなどを伝え、ともに考え行動に移すための研修会を開催します。また、研修内容の要点を庁内報として発信し、より多くの職員に関わってもらえる取組を検討します。
加えて、「広報みきの読みやすさ向上」、「庁内広報」を引き続き推進するとともに、「職員アンケートの実施」予定しています。
今後、ここまでに紹介した情報発信指針をもとに「情報発信の成功事例づくり」や「少人数制の広報研修」などの取組を進める予定です。
また、取組に直接参加いただきたい部署の方へは、後日お声掛けします。
市の情報発信を好循環化させるには、皆さんの「積極的な参加」が必要です!
ご自身のスキル向上と市の広報力アップのために、皆さんの力を貸してください!
今回の会議では、主に2022年(令和4)年1月から市が取り組むべき内容について話し合いました。
今後、取組を進めていく中においても、効果的な発信方法など役立つ情報を発見したら、庁内報で発信します。
市の情報発信強化に向け、ご協力のほどよろしくお願いします。