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日本一の酒米「山田錦」

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2021年7月30日更新
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歴史

明治末期から大正にかけて「山田穂」という酒米の品種が栽培されていました。これは味のある大粒種でしたが茎が長くて倒伏しやすく収量も比較的少なかったようです。そこで、大正末期から県立農事試験場で、この「山田穂」と「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」という酒米品種との人工交配による品種改良事業が行われ、昭和11年に今の「山田錦」が奨励品種に指定され、酒米のエースとしてデビューしました。

生産量

三木市は、昭和63年度には生産量が3,000トンを超え、全国一の「山田錦」の産地となりました。

特性

粒が大きくて、粒張りがよく、心白が粒の中心部に鮮明に出ていて粒の溝が浅く、表の皮が薄い。そして精白にして歩留りがよいので、現在でも最高の酒造好適米です。また山間部で朝夕は冷え込み、日中は気温が高い一日の気温の変化が大きい場所で粘土質の田が適しています。

心白部分のみを使い低温発酵で造られた日本酒
酒壺(みき)

よかわ自慢の大吟醸
大吟醸「よかわ」

山田錦の稲の写真1

山田錦の粒の写真2