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災害時の応急給水に備えて

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2022年8月18日更新
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災害時応急給水対策

 平成7年1月の阪神・淡路大震災、三木市においても旧緑が丘配水池が損壊、加えて水道管も多数影響を受けて、一部の地区では1週間の断水という事態となりました。
 三木市(水道事業)では災害時における市民生活の基盤となる水を確保するため、次のような対策を行なっています。

地震などの災害により水道施設が被害を受けた場合の給水方法

  1. 災害の初期段階では、各浄水場・配水場から給水車などで水を配る運搬給水を行います。ただし、配水池等に残っている水を利用するため一時的なものとなります。
  2. 水道施設の被害状況の把握と復旧作業が進めば、給水拠点施設や復旧した配水管の消火栓を利用しての応急給水となります。

加圧ポンプ付給水車の配備

 三木市(水道事業)では、平成23年の東日本大震災での被災地への応援給水活動を行った経験を活かし、万一の災害に備え加圧ポンプ付給水車を配備しています。

加圧ポンプ付給水車とは

 災害や水道管の事故で断水した時に、飲料水を運んで、車の後ろについている蛇口から水を配ることができる車です。
 この給水車は、一度に1,800リットルの水を運ぶことができ、約600人分の1日に必要な飲み水を配ることができます。
 また、加圧ポンプを装備しているので、病院や避難所等に設置してある受水槽にも水を入れることができます。車載のホースリールなら高さ20m、長さ30mまで加圧給水ができ、玄関先や二階に置かれているポリ容器に給水することもできます。

加圧ポンプ付給水車の画像

給水タンクの保有

 水道工事等の断水で使用している給水タンク(容量1,000リットル)を3基保有しており、車両に積載し水道水の応急給水が可能となっています。

給水タンク(車両積載時)の画像

災害時の給水拠点施設

施設名 所在地 貯水量 緊急遮断弁
東部配水池 志染町青山1丁目25番地 15,000m3 有り
小林配水場 別所町小林279番地 560m3 無し
西部配水池(増設分) 別所町東這田721番地 2,300m3 有り
みなぎ台配水池 吉川町みなぎ台2丁目12-4番地 1,700m3 有り
情報公園配水池 志染町戸田1838-326番地 1,900m3 有り
三木市水道庁舎(三木山配水池) 福井字鷹尾1950-1番地 1,550m3 有り
三木市文化会館第2駐車場 福井2438番地 1,550m3 有り

応急給水設備

 災害時の給水拠点施設で使用する給水栓付仮設スタンド

応急給水設備の画像1応急給水設備の画像2

災害対応訓練の実施

令和2年度災害対応訓練
令和元年度災害対応訓練
30年度災害対応訓練
29年度災害対応訓練

応急給水訓練体験会の実施

 実際に災害などで応急給水が必要となった際には、職員の熟練度はもちろんのこと、地域住民の方々のご協力も必要です。
 そのため、上下水道部では地域自主防災訓練、避難訓練などに合わせて、応急給水訓練の体験会を行っています。
 訓練には実際に給水車を派遣し、応急給水用の蛇口から災害用の給水袋に給水していただきます。
 ご希望がありましたら水道工務課までお問い合わせください。

 ※ 新型コロナウイルス感染拡大などにより、実施できない場合があります。

緑が丘給水訓練 

 近年実施した訓練体験会

 令和元年 緑が丘町まちづくり協議会 避難・炊き出し訓練
 令和元年 自由が丘市民協議会 自由が丘連合自主防災訓練
 令和元年 細川町豊かな町づくり推進協議会 自主防災訓練
 平成30年 緑が丘町まちづくり協議会 避難・炊き出し訓練
 平成29年 緑が丘町まちづくり協議会 避難・炊き出し訓練
 平成28年 緑が丘町まちづくり協議会 避難・炊き出し訓練