認定こども園等の評価及び監査の結果について（平成27年度）

平成27年度三木市特定教育・保育施設評価及び監査の公表について

　市では、認定こども園等の教育・保育の質の向上及び運営の適正化を図り、よりよい就学前教育・保育を行うため、三木市特定教育・保育施設評価委員会（大学教授や民間評価機関で構成する第三者委員会）による「評価」、また専門官による「監査」を平成27・28年度に全ての認定こども園などの施設（22園）を対象として行っています。
この度は、平成27年度実施分について掲載しています。

1　評価

　上記の22施設のうち、平成27年度に実施した11施設の評価の結果は、従前からの各施設の努力はもとより、市として実施した保育者合同研修会の成果もあり、概ね良い評価となっています。

1. 評価のポイント
   1. 心の育ちを優先し、生きる力の基礎を育む教育・保育の内容
   2. 異年齢集団での遊びや生活を通して社会性を培う教育・保育の内容
   3. 自尊感情を育むとともに豊かな人権感覚を養う教育・保育の内容
   4. 小学校との連携内容
   5. 教育・保育の内容の保護者への説明
   6. 保育教諭の資質向上のための取組内容
   7. 施設の安全管理の取組内容
   8. 地域の子育て拠点としての取組内容
   9. 地域において子育て支援を行う団体との連携内容
2. 評価実施時期（平成27年8月～平成28年3月）
   ※改善を要する点については、全て自主的に対応済みです。
3. 結果

○評価日等[PDFファイル／44.7KB]

○各施設毎の結果

※評価実施時点の施設名を掲載しています。

2　監査

　本監査では関係法令・通知等を遵守し適正に施設の管理運営が行われているかを確認し、改善することで、福祉サービスの質の向上や法の適正実施の確保を図ります。

1. 監査のポイント
   1. 法人及び施設運営（会計処理）の適正化
   2. 適切な利用者支援の確保（安心・安全対策等）
   3. 必要な職員の確保と職員処遇の充実（人員配置の適正化）
   4. 地域における子育て支援の充実
2. 監査実施期間（平成28年1月～3月）
   ※指摘された事項については、既に改善済みです。
3. 結果

○総評

　平成27年度に監査を実施した10施設においては、法人及び施設運営や人員配置の適正化をはじめ、安心・安全対策の確保等について、円滑かつ適切に運営しており、地域の教育・保育を担う施設の一つとして、子育て支援の充実を図られている。
なお、職員の確保と処遇の充実をはじめ安全対策の徹底や児童の健康及び安全の確保については、今後も引き続き取り組んでいく必要がある。

○各施設毎の結果

(1)社会福祉法人（民間施設）

※監査実施時点の施設名を掲載しています。

(2)公立幼稚園・保育所（公立施設）

　会計処理及び人員配置の適正化については、こども未来部就学前教育・保育課が担っており、監査の対象外であり、主として監査ポイントの(2)、(4)の子どもの安心・安全対策、地域における子育て支援の充実のみについて実施しました。