本市では、昭和40年代から50年代にかけての急激な人口増加に伴い、集中的に整備してきた公共施設等(学校等の公共建築物、道路等のインフラ施設)が、今後一斉に更新時期を迎え、多額の財政負担が伴うことが見込まれます。
また、少子高齢化やライフスタイルの変化などに伴い、公共施設等に対する市民ニーズも変容してきています。
一方、人口減少や少子高齢化に伴う税収減、社会保障関連経費の増大など、市の財政は厳しい状況となっています。
こうした状況の中、今ある公共施設を全て維持することは困難となってきています。
次世代に負担を先送りすることなく、限られた財源の中で、将来にわたり質の高い公共サービスを提供し続けるため、人口規模や市民ニーズに適合した公共施設等の適正規模・適正配置等を進める取組として、「公共施設マネジメント」を進めています。
次世代のために公共施設の在り方を考えましょう [PDFファイル/1.22MB]
2017(平成29)年3月に策定した「三木市公共施設等総合管理計画」を改訂しました。
令和元年10月に公表しました「施設カルテ」のデータを基に、本市の公共施設の情報を「量」「管理運営費」及び「利用状況」の3つの視点で取りまとめた公共施設白書を作成しました。
個別施設の再配置を実行するための実施計画として策定したもので、施設の長寿命化や複合化などの再配置対策、実施時期、想定事業費を示しています。
公共施設再配置計画の策定に向け、公共施設の縮減目標を設定するとともに、施設カルテ情報や劣化状況調査を基に施設サービスの在り方を評価し、個別施設ごとの再配置に係る今後の方向性及び対策(長寿命化、統廃合、複合化、集約化、民間活用、譲渡・売却等)の基本方針を示しています。
~「三木市公共施設再配置方針」(案)に係るパブリックコメントの実施結果を公表します~
~市民説明会を開催しました(令和2年9月から11月にかけて)~ [PDFファイル/199KB]
「三木市公共施設再配置方針」(案)について市民の皆様にご説明するとともに、ご意見をお伺いするため、市民説明会を開催しました。
市が所有する全ての公共建築物について、施設情報を「見える化」した施設カルテを作成しました。
中長期的かつ総合的な視点に立って公共施設等の「質」、「量」、「コスト」の最適化に取り組む基本的な方針を示した「三木市公共施設等総合管理計画」を策定しました。
三木市の公共施設マネジメントの取組について、広報みきで市民の皆様に情報提供しました。
「次世代のために考える公共施設」(1) [PDFファイル/559KB]
「次世代のために考える公共施設」(2) [PDFファイル/1.73MB]