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消防ミュージアム 紹介
三木市の歴史ある消防ポンプ
手引き腕用ポンプ(明治37年)
志染村消防組第五部で使用されていました。
手引き腕用ポンプ(大正11年)
別所村消防組第八部(現在の別所第四分団下石野班)で使用していました。
手引き小型動力ポンプ(昭和40年頃)
三木市には107台の小型動力ポンプがあり、消防車に積載されているものは70台です。
歴史ある消防器具
筒先(つつさき)
昔の手引き腕用ポンプに載せていた筒先
鳶工口(とびくち)
江戸時代から使われている道具です。鳶のくちばしのように先が尖がっているため、”とびぐち”と名前が付けられたようです。物を破壊する場面でよく使われていました。現在ではスタイルが違いますが、火事の現場で消防士が使用しています。
半鐘(はんしょう)
小さい鐘で、今で言うとサイレンのような役割をしていました。鐘の鳴らし方で火事の状況を知らせていました。三木市内の警鐘台には今も多くの半鐘が取り付けれています。
法被(はっぴ)
昔の消防の象徴です。火事現場では火の粉から身体を守ってくれました。
纏(まとい)
自分たちの組を表すもので、纏持ちと呼ばれる人がこれを持ち、風下の建物の上にあがり、消火活動の目印などとして使用されていました。
提灯(ちょうちん)
投光器や懐中電灯がなかった時代には左の写真のようにろうそくを使用した提灯を持って火災現場に出動しました。
提灯といえば紙のものを想像しますが、プラスチックで出来ているため水に濡れても大丈夫です。
防火帽(ぼうかぼう)
現在はプラスチック製ですが昭和初期までは麻布で出来た防火帽でした。麻は火の粉に強いため法被にも使われていました。
らっぱ
災害現場はもちろん式典や訓練時における部隊の集合などの合図として使われていました。
現在でも、「ラッパ隊」を組織している消防団があり、消防大会(出初式)などの部隊行進で活躍しています。
消火弾(しょうかだん)
現在版の消火器のようなものです。ガラスのアンプル瓶の中に透明の液(塩化アンモニウム、炭酸ナトリウムなど)が入っています。
火に向かって投げたり(容器が壊れて不燃性ガスが発生し、火を消すそうです)、中の液体を薄めてかけたりして使います。「展示品は、第二次世界大戦中に製造されたものと思われます。」
腕用ポンプでの放水
昔はどうやって火を消していたのだろう?