ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

肥満は万病のもと。メタボリックシンドロームに注意が必要です!

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年4月1日更新
<外部リンク>

メタボリックシンドロームについて

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓脂肪型肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中などの動脈硬化疾患をまねきやすい病態のことです。

メタボリックシンドロームのメカニズム [PDFファイル/598KB]

内臓脂肪と皮下脂肪の違いは?

  内臓脂肪はおなかの内臓まわりに脂肪がつき、皮下脂肪は下腹部やおしり、太ももなどの皮膚の下に脂肪がつきます。

内臓脂肪と皮下脂肪
内臓脂肪 皮下脂肪

・体内に余ったエネルギーは内臓脂肪へ変化する

・運動や食生活で簡単に減らせる

・増えすぎると糖尿病・高血圧・脂質異常などの原因になる

・男性・閉経後の女性に多い

・少しずつ溜まっていく脂肪

・運動や食生活では簡単に減らない

・増えすぎると関節痛や生理不順の原因になる

・女性に多い

腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の人、BMI25以上の人は内臓脂肪型肥満です!

 肥満とは、体脂肪率が正常以上に増えた状態のことで、腹囲と体格指数(BMI )が診断の目安となります。
腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の人、BMI25以上の人は内臓脂肪型肥満と言われています。

 腹囲とはおへその高さで測定し、BMIは【BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)】で求められます。

BMIが25以上で肥満と判断されますが、BMIは必ずしも内臓脂肪の量ではない可能性があります。BMIが25以下でも腹囲が基準値以上の場合は内臓脂肪型肥満であると考えてください。

なぜ肥満になるの?

 太る原因として簡単なのは、消費するエネルギーよりも摂取するエネルギーの方が多いことです。
消費するエネルギーよりも摂取するエネルギーの方が多いことにより、余ったエネルギーは脂肪へ変化します。
その蓄積により肥満への道が作られます。

 食事・運動のほかにも、アルコール摂取過多・ストレス・睡眠不足などの生活習慣が肥満へつながることもあります。

生活習慣が原因で肥満となれば、今の生活を少し変えれば肥満になることは防げます!

生活習慣を改善しましょう

 メタボリックシンドロームを改善するためには、生活習慣を改善することが大切です。

 まずは、自分の生活習慣を見直すことが大切です。

下記のこと当てはまりませんか?
 □食べること、脂っこい食事が好き。
 □お酒・甘いものが好きでよく食べる。
 □運動は嫌いで少しの距離でも歩かずに車を使う。
 □毎日アルコール摂取をする。
 □たばこを吸う。
 □ストレス発散は好きなものを食べる
いくつ当てはまりましたか?こういったものが肥満につながります。

では、肥満を改善するために、自分には何ができるでしょうか? 
 □1日の摂取カロリーを減らす。(1日230㎉減らすことで1ヶ月で-1kg!)
 □歩ける距離ならお散歩がてら歩いてみる。(10分歩いたら今より1,000歩多く歩けます)
 □毎日お酒を摂取するのではなく、週に2~3日休肝日を作ってみる。
 □血圧・体重を測定する

 ※約230㎉…クッキー4~5枚(1枚10g)(約220㎉)、ショートケーキ0.6個(約230㎉)、板チョコレート3/4枚(約240㎉)、どら焼き1個(約240㎉)

まずは、自分のできる範囲、無理のない範囲で生活を変えてみませんか?

生活習慣チェック票はこちら [PDFファイル/730KB]

一人では改善できない!そんな方は特定保健指導や健康チャレンジプログラムへ参加してみませんか?
※ただし、事業の利用は一定の条件に該当している人が対象となります※

 特定保健指導とは、特定健診の結果メタボリックシンドロームまたは予備軍に該当した人を対象に生活習慣の改善を支援する取り組みです。自分に合った食事や運動方法などの生活習慣の改善に一緒に取り組みます。

 ※ただし、特定保健指導はすべての人が対象というわけではありません。下記の項目より、対象者・指導レベルの判定を行います。
 ※高血圧症、脂質異常症、糖尿病で現在医師の処方する薬を飲んでいる人は対象外となります。

特定保健指導の対象確認はこちら [PDFファイル/812KB]

健康チャレンジプログラムの対象確認はコチラ

関連リンク

みっきぃ☆健康アプリについて

ヘルシーウォークについて

特定健診・特定保健指導について〈厚生労働省〉<外部リンク>

特定健診・特定保健指導を受けましょう〈兵庫県〉<外部リンク>

 

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)