認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の環境で暮らし続けることができる社会の現実を目指します。
認知症は、誰にとっても身近な病気であることを周知し、講演会や認知症サポーターの養成等、認知症への理解を深めるための普及・啓発を図ります。また、子どもの頃から認知症についての正しい知識・対応方法を学ぶ機会を提供します。
早期の認知症(若年性認知症を含む)の発見、早期診断により、適切な時期、場所で医療・介護サービスを受けることができるよう取り組むとともに、地域包括支援センターに認知症地域支援推進員を配置し、相談支援等を行います。
認知症高齢者とその家族、地域住民、専門職等の誰もが参加できる居場所づくりを進め、認知症の人や家族への介護の負担軽減を図ります。また、外出して迷った高齢者を安全に保護するため、地域の見守り体制の整備や関係者との連携を推進します。