認知症について

認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて

認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の環境で暮らし続けることができる社会の実現をめざします。

認知症に関する取り組み

(1) 認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進

認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気であることから、講演会や認知症サポーターの養成など、正しい認知症への理解を深めるための普及・啓発を図ります。

(2) 認知症の早期診断・早期対応に向けた体制の整備

早期の認知症（若年性認知症を含む）の発見、診断により、適切な時期や場所で医療・介護サービスを受けることができるよう体制の整備に取り組むとともに、地域包括支援センターに認知症地域支援推進員を配置し、相談支援等を行います。

(3) 高齢者にやさしい地域づくりと介護者への支援

認知症高齢者とその家族、地域住民、専門職等の誰もが参加できる居場所づくりを進め、認知症の人や家族への介護の負担軽減を図ります。また、行方不明になった高齢者をできるだけ早期に発見するため、地域の見守り体制の整備や関係者との連携を推進します。