指定区分 | 県指定文化財 |
種 別 | 建造物 |
指定年月日 | 昭和42年3月31日 |
年 代 | 室町時代末期 |
所有者 | 善祥寺 |
所在地 | 口吉川町善祥寺堂ノ西27-2 |
概 要 | |
天保8年(1837)の密教院庫裏(くり)の火災により記録は失われているが、熊野大権現を祀ると伝えられている。建立年代は定かではないが、建築様式から室町末期(中期)と考えられる。その後、棟札によると、明和4年(1767)に改修がなされ、向拝、屋根の改変が行われている。主体部に色彩の痕跡があり、当初は極彩色に彩られていたと思われる。また、隅木入り春日造の構造は、吉川町の天津神社の流れを示すものとして貴重である。 |