指定区分 | 県指定文化財 |
種 別 | 彫刻 |
指定年月日 | 昭和48年3月9日 |
年 代 | 室町時代(康正元年) |
所有者 | 法光寺 |
所在地 | 吉川町法光寺287 |
概 要 | |
法光寺で修正会(しゅじょうえ)に使用されていたと思われる。かなり大ぶりの面で、特に頬や顎の筋肉の盛り上がりの表現は巧みで、鬼の恐ろしさを誇張することなく表現している。額から頭部にわたって四材を矧いでいるのは、伎楽画風に後頭部を作りだすためでもある。被布を取り付けたためか、後頭部の縁に小孔をうがっている。面の内側は素木のままで、その左側に「康正元年(1455)三位公了舜」との刻銘がある。 また、鬼面8面とこれを納める櫃(ひつ)が2つあり、享徳4年(1455)、康正2年の墨書銘(ぼくしょめい)がある。 |