ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 三木市立みき歴史資料館 > 法光寺鬼面(県指定文化財)

法光寺鬼面(県指定文化財)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年2月1日更新
<外部リンク>

法光寺鬼面

指定区分 県指定文化財
種  別 彫刻
指定年月日 昭和48年3月9日
年  代 室町時代(康正元年)
所有者 法光寺
所在地 吉川町法光寺287
概  要  

 法光寺で修正会(しゅじょうえ)に使用されていたと思われる。かなり大ぶりの面で、特に頬や顎の筋肉の盛り上がりの表現は巧みで、鬼の恐ろしさを誇張することなく表現している。額から頭部にわたって四材を矧いでいるのは、伎楽画風に後頭部を作りだすためでもある。被布を取り付けたためか、後頭部の縁に小孔をうがっている。面の内側は素木のままで、その左側に「康正元年(1455)三位公了舜」との刻銘がある。

 また、鬼面8面とこれを納める櫃(ひつ)が2つあり、享徳4年(1455)、康正2年の墨書銘(ぼくしょめい)がある。

鬼面