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法光寺文書3巻(37通)(県指定文化財)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年2月1日更新
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法光寺文書3巻(37通)

指定区分 県指定文化財
種  別 書跡
指定年月日 昭和51年3月23日
年  代 鎌倉初期~明治時代初期
所有者 法光寺
所在地 吉川町法光寺287
概  要  

 鎌倉から室町時代にかけての古文書。ほぼ編年体にまとめられてあり、第1巻は建仁3年(1203)から弘安8年(1285)に至る鎌倉期の4通。第2巻は延文4年(1359)から永正9年(1512)頃までの室町期の17通、第3巻は永正13年(1516)以後の史料と法光寺縁起(永正3年筆者)、寺領坪付作人断簡(南北朝頃)など16通がある。

 鎌倉期では、寺僧と在地のお百姓とが協力して寺内での殺生禁断、里人の寺林への乱入と用木の伐採制止、住僧の行学の障碍(しょうがい)となる里人の寺域内での耕作や非法の停止を守ろうとして連署の申状を書き、それが太政官符で認められたこと、室町期では吉河荘の領家万里小路家御教書(までのこうじけみぎょうしょ)や在地の守護・守護代らの武士の文書が多く、それらによってほぼ同寺の歴史の概要を知ることができる。

法光寺文書1

法光寺文書2

法光寺文書3