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伽耶院 行者堂(市指定文化財)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年2月1日更新
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伽耶院 行者堂(がやいん ぎょうじゃどう)

指定区分 市指定文化財
種  別 建造物
指定年月日 平成4年7月15日
年  代 江戸時代(寛永7年)
所有者 伽耶院
所在地 志染町大谷410
概  要  

 修験道場となる採燈護摩壇(さいとうごまだん)の北西の高台に位置している。修験の祖役行者(えんのぎょうじゃ)像を安置している。

 『大谷山大谿寺縁起幷記録』や当堂の「額」の墨書によると、寛永7年(1630)、土佐高知城主・山内忠義の寄進により建立。もともと護摩壇の東に造立されていたが、寛文2年(1662)、険しい岩盤を砕き、平地にして現在の位置に移築された。その際、宝形造から小棟の寄棟造に改変された。

 しかし、修行堂として当初からの増築趣向でもある簡素な外観を維持しており、江戸時代初期の仏堂として数少なく貴重な建築物である。

伽耶院行者堂