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旧小河氏庭園(国登録記念物・県指定文化財)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年2月1日更新
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旧小河氏庭園(きゅうおがわしていえん)

指定区分 国登録記念物・県指定文化財
種  別 名勝
登録年月日 平成19年2月6日(国登録)、平成30年3月20日(県指定)
年  代 明治時代末期
所有者 三木市
所在地 本町3丁目6-24
概  要  

 完成年代は不明であるが、資料などから、明治時代末には庭園を含む邸宅の全体が完成していたものと考えられる。

 南北に細長い形状を持つ敷地は四周に石垣をめぐらせ、その南半部に主屋を含む木造建築群、北半部に回遊式の園池を中心とする主庭を配置する。園路に登りや下りを設け、自然石橋や反橋、池中には沢飛び石を置くほか、石組みなども豊富で変化に富んだ構成となっている。

 このほか、敷地内には前庭・中庭・側庭が揃い、住宅庭園としての典型的な形が揃っている。

 近代播磨地方の実業家・政治家の住宅庭園として、旧小河氏庭園が持つ造園史上の意義は深く、同時代に属する類型の中でも、特に意匠又は構造面の特徴となる造形をよく遺していると考えられる。

主庭全景の画像
主庭全景

滝石組と築山(主庭内)の画像1
滝石組と築山(主庭内)