指定区分 | 市指定文化財 |
種 別 | 工芸 |
指定年月日 | 平成18年2月23日 |
年 代 | 桃山時代(慶長6年) |
所有者 | 東光寺 |
所在地 | 吉川町福吉261 |
概 要 | |
製作年代は慶長6年の記年銘がある。鐘身は、袈裟襷(けさたすき)の形で四区画されている。上帯、中帯、下帯、縦帯は無文である。乳の間は4段4列の乳を配列し、池の間には四区画に渡って銘文を陰刻する。撞座は蓮華文を八葉で構成し、中に放射状の雄蕊(おしべ)で取り囲んだ 3+8 の蓮子を配列する。 製作者は、「細川庄平末次」という記名があり、姫路野里の鋳物師を基調としながら、地元の鋳工が製作したと考えられる。 |