指定区分 | 市指定文化財 |
種別 | 考古資料 |
指定年月日 | 平成3年8月21日 |
年代 | 弥生時代 |
所有者 | 三木市教育委員会 |
所在地 |
上の丸町4-5 みき歴史資料館 |
概要 | |
昭和63年、細川町高篠谷ノ郷遺跡の平安時代の溝から出土。高さ6cm、幅約2・7cmで、紐の部分が欠けている。舞の内側は磨滅(まめつ)しており、おそらく舌(ぜつ)で音を鳴らしていたものと思われる。
出土した小銅鐸は、弥生時代の遺物で、大型の銅鐸の模倣品と考えられる。また、大型の銅鐸が「むら」のまつりに使われたのに対し、小銅鐸は家族のまつりに使われたと考えられている。 この小銅鐸は、平安時代または鎌倉時代の人が見つけ、その後再び廃棄されたものと思われる。 出土した当時、小銅鐸の出土例は県下では唯一の例であった。 |
小銅鐸